特に厳しい状況にあるときにより良い人生を生きるための条件ー3E


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自分のやりたいこと/やらねばならないことをするための条件とは?

コロナウイルスのせいで、多くの人の生活リズムを狂わせ、恐怖心をもたらせています。全ての人がそれぞれの人生における活動や意義を遅かれ早かれ掴むかとは思いますが、とにかく好奇心旺盛な筆者としては、新しいこと/言語を学ぶ・ダンス・料理・デザイン・執筆などと、とにかくやりたいことがたくさんあります。何をするにおいても、それを始めるための条件があります。

健康です。もしひどい病気にかかれば、普通の活動もままならなくなります。

幼少の頃からやりたいことを全てやりたがる性格でしたが、20代半ばまでは、健康というものを自分の生活で意識することは皆無でしたが、ここ数年では健康を推進するまでになりました。何が起きたか?健康を失った後に大切さに気づいたという、よくあるパターンです。健康を保ち、より良い人生を歩むためには、3Eに気をつけることが大事だということを痛感しました:(英語の頭文字)Eat wellよく食べる、Exercise well よく運動する、Energize well よくエナジー充電をする。

今回の記事では、この3Eについて少し掘り下げていきたいと思います。これらを意識して毎日実践することで、長期スパンで人生を変えることができると信じています。

Eat well よく食べる

事実

仮にもし何も食べなければ、死んでしまいます。そしてよい食事をしなければ、早死にすることもわかっています。残念ながら、世界にはろくに食べるものがない人もいれば、食べ過ぎや体に悪いものばかりを食べる人もいます。World Health Organization (WHO)によれば、2019年には8億2千万人以上の人が十分な食べ物にありつけませんでした。その一方、1975年に比べると、成人の過食が3倍になり、2016年には4割以上の成人に当てはまります(データ)。そして体にいい食事の話をするときは、あまり味の話にならないのも事実です(元料理人としては、おいしい食事で健康を保つことを推進しています)。

実例

決して自慢できる話ではありませんが、筆者が10-14歳くらいの頃は、不健康な食べ物ばかりを食べていました。中には1日に「ピザポテト」を3袋食べるという生活を数ヶ月続けていたこともありました(1袋で350kcalなので、それだけで1,000kcal超)。その結果?まるまると太った子どものできあがり。

おススメ

興味深いことに、人間の食事をコントロールして科学的に完全に比較することは難しいため、栄養学の分野では色んな意見がぶつかり合っていて、「絶対にこれ!」というものがあまりありません。とはいっても、一般的にこういうものは健康に良いというものはすでにわかっています。ハーバード大学の研究Healthy Eating Plateによると、一般的なおススメは以下の通りです:

他にも、食べ物の量と質・何時に/1日にどれくらいの頻度で食べるか・アルコール摂取・塩/ナトリウム摂取等にも気をつける必要があります。また、以下に紹介する他のEもよい食事と関わってきます。次は、Exerciseについて紹介します。

Exercise well よく動く

事実

これまたWHOのデータですが、運動不足は、世界的な死亡原因のトップ10に入るようです:運動していない人は、少なくとも週に150分(2時間半)運動している人に比べて、死亡率が20-30%上昇します。

実例

丸々と太った子どもの実例(もはや他人事)に戻りますが、ポテトチップスに加えて、ビデオゲームにハマってそればかりしている頃がありました。想像がつくかと思いますが、育ち盛りの小学生の中高学年が外で遊ばずにポテトチップスの油がついたゲームコントロールを握りしめて画面に夢中になっている。その結果は?やっぱり丸々太った子ども(そして根性無し)の誕生です。決して自慢できる話ではないですが、どれくらい太ったかというと、普通に歩いていると、股ズレして血が出てきたほど。そして何より恐ろしいのは、当の本人は自分がそんなに太っていると気付かないということ(周りの人間が痩せすぎだと思っていました)!

(その後、1年半ほど人生を変える習慣に出会い、20kg以上減量し、身長も延びたため、外見は全く違う人間になりました。)

おススメ

思うに、ほとんどの人(もし全てでないなら)が運動は体に良いと理解しているはずです。大事なのは、「自分の性格や生活スタイルにあった運動をなるべく毎日すること」に尽きます。もし毎日でないなら、上述の通り、少なくとも週に2時間半は体を動かしましょう。

もう少し掘り下げてみます。もしジムに行く術がない場合は、家の中でビデオ(例:youtube)を見ながらエクササイズもできます。筆者においては水泳が大好きですが、なかなかプールにアクセスしにくいということもあり、ここ3年はほぼ毎日ビデオエクササイズを続けています。住んでいる場所によってプールに行けるときは、なるべく週に一回は泳ぐようにしています。自分の性格からして、バラエティや変化を持たせることはとても大事だと思っています。

また、朝の運動は、脳の働きを刺激するとして推奨され始めています。例えば、「Spark: The Revolutionary New Science of Exercise and the Brain(運動と脳における革新的な化学)」という本によると、研究結果において運動が脳を活性化させ、単に朝走るだけでも学びや幸福度が上昇するとのことです。

また、多くの研究によって証明されていることですが、事務所の中で考え込むよりは、外で歩いている時などの方がクリエイティブなアイデアが出やすいとのことです。

ということで、Exercise(運動)のEは、まさに人生をより良いものにする不可欠なものだと言えます。最後のEを見てみましょう。

Energize well よくエナジャイズする

筆者の定義

既述した二つに比べてこの最後のEーエナジャイズは少し曖昧なところもあると思うので、筆者の定義を紹介したいと思います。端的にまとめると、脳にエネルギーを蓄えることで、筆者の場合では、(1)睡眠の質, (2) 学び, (3) 瞑想/マインドフルネスの3つがあります。睡眠という万人に共通するものを除けば、エナジャイズする媒介は人によって千差万別だと思います。

事実

また、上に述べた3つの分野はそれぞれがとても奥深いため、ここでは共通分野の睡眠に少し焦点を置くことにします(でないと、とてつもない分量になってしまいます)。

良い睡眠のためには、量と質が必要不可欠です。研究によれば、世界中の過半数(51%)の成人が普段から十分な睡眠をとっていないと報告があります。

実例

かくいう筆者も、睡眠の大切さを過小評価していました。特に日本でストリートダンサーをしていた時期は顕著な例です:練習場所や時間が限られており、「真夜中の最終電車が走り終えた後から早朝まで駅前で練習し、昼間に寝る」という生活が3−4年続きました。気が付いたころには慢性の蕁麻疹が全身を蝕んでおり、睡眠の大切さを痛感したことからも、学士論文は「睡眠の質」について研究することにしました。

おススメ

過去の記事(スペースをオーガナイズするまとめ)でも触れましたが、人間は人生の3分の1を睡眠に費やす、少なくともそうする必要があります(幼少期はさらに長時間)。量に加えて、睡眠の質も非常に重要で、まだまだ研究でもわかっていないことを多くありますが、「Sleep Smarter」という本が研究に基づいた必要事項をうまくまとめています。良い人生を送りたいと思っているなら、良い睡眠をとるのは不可欠です。以下にいくつかオススメをあげておきます:

  • 時間:普段から同じ時間帯に寝ることが大事(22時から2時までがゴールデンタイム)仕事においては夜間シフトと昼のシフトを交互に繰り返すのは良くない;7-8時間は寝る;週末に寝溜めせずに睡眠リズムを統一させる
  • 光:朝はしっかりと日光を浴び、夜は寝る0.5-1時間前には液晶画面を見ないこと;寝室をなるべく暗く設定すること(ベッドに足の指をぶつけるのは気をつけてください!)
  • 寝る前:アルコールやコーヒーはなるべく寝る前にとらない(特に後者);軽いストレッチや半身浴をする;ホットミルクを飲むことも可
  • 寝室:仕事やパソコン、携帯電話を持ち込まない;寝室を18-20℃に設定する(足元は靴下などを履いて冷やさないこと);電波や雑音から離れ、静かな空間作りに徹する(寝室は聖域)
  • 他のオススメ:マグネシウムを摂取する;寝室は寝るのとパートナーとの時間のみにする;もし夜中に目が覚めて寝付けないときは、ベッドから離れて、刺激を与えない活動(目に刺激を与えない媒介(キンドルや紙の本)を読む、ストレッチをする、瞑想をする等

学びとマインドフルネス
生産性が高いと言われている時間帯の早朝にルーティーン(瞑想や自己学習)を作り上げたい場合は、前夜から準備をする(置きたい時間から7-8時間遡って寝る)必要があります。筆者にとっては、学びとマインドフルネスは脳のエナジャイズに不可欠で、睡眠によって脳を回復させ、学びや瞑想で脳をストレッチ・鍛錬するというイメージが適切だと思います。ということで、これらの3つは密に関わっています。ということで、筆者の朝のルーティーンはその3つが繋がっています:朝起きてまず最初にすることは瞑想、そして自己学習の時間を始めます。

3Eの繋がり

以上、それぞれのEに関して別々に触れてきましたが、実は3Eは密接に関わっています。例えば、よい食事を摂らなければあまり運動や学び・仕事が機能しません。普段から運動をしている場合は、脳もよりよく機能します。睡眠をしっかりとっていないと、朝の運動も困難になり、肥満につながるとも言われています。これらの繋がりは他にも色々ありますが、要は、3つは互いに支えあって、それらが初めて揃って良い1日、そして人生を送ることができます。

最後に、それぞれが研究でも現在進行形である3つのEの分野を1つの記事にまとめるのはかなり無茶なことです。それでもあえてまとめると、残念ながら世界中でそれぞれのEにおいて足りていないことが多く、すでに証明されているオススメを実践し始めることで、人生をより良いものにすることができるということです。もちろんそれぞれの人生においてそれぞれが決断する必要があります。筆者に関しては、とにかくやりたいことが多岐にわたります。3Eのそれぞれをないがしろにし、痛い思いをしたこと(今だに痛みを抱えている)から大切さに気づき、生涯を通して向上させることを決めました。人生の幕を閉じる50年後くらいには、それが正しかったと笑顔で言えるように自分で証明できればいいなと、切に思います。

今回の学び 

今回学んだのは、やりたいことがある時や人生の目的に気づき始めた時ほど、心身の健康に気を使う必要があり、そのキーとなるのが3E(よく食べる、よく動く、よくエネルギーを蓄える)です。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。もしこのブログが気に入った場合は購読お願いします。もしコメントや質問があれば遠慮なくどうぞ。良い学びを!

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