スペイン語を学ぶ6つの理由と10の学び方

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言語は人類が生み出した最も優れた産物の一つであり、グローバル化により、他の言語を学ぶ必要性が益々高まっています。

これは筆者が学んだいくつかの言語(英語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語、その他)に取り組む一連の言語学習シリーズであり、それぞれの言語に特化し、大まかな特徴と起源、孤児ね的に学んだ理由・一般的に学ぶ理由、そしてどのように学んだか/学んでいるかを共有します。

今回はスペイン語についてお話します。 ¡Vamos!(Let’s go – 始めましょう!)

スペイン語の起源

新しい言語を学ぶときは、その起源を知ることが重要です。いくつかの言語を学ぶ場合で、それらの起源が似ている場合、学びをかなり容易にします。下のイメージから、スペイン語(左)がインド・ヨーロッパ祖語から派生したロマンス(ラテン)言語の一部であることがわかります。これは、大きな木の枝(右下)の一部にすぎないインド・ヨーロッパ祖語(Proto-indo-european)です。

ご覧の通り、非常に多くの言語が存在します(推定数は合計7,000ですが、少数民族言語がどんどん失われているのも事実です)

Indoeuropean
(Source: Historical Linguistics and Global Language Families)

筆者がスペイン語を学んだ理由

  • 新しい文化:たまたま行ったニューヨークでヒスパニック文化に溶け込み、とても気に入りました。彼ら彼女らの言語を学びたいという願望は、学校で課せられた授業とは対照的に、ごく自然に生まれました。
  • 持続的な好奇心:新しい文化と述べましたが、今や色んな言語や文化を持つ人に簡単に出会うことができるようになりました。その中で、継続的な学びに繋がるものと単なる新しい文化との出会いを区別するのは、持続的な好奇心です。筆者はスペイン語の音が好きで(日本人は最初と最後に「P」の音に惹かれる傾向があると思います)、繋がっていたいと思う人に結構出会い、それが原動力になりました。
  • 旅行:中南米への一人旅は私の世界を拡大しました。最初にペルー、ボリビア、アルゼンチン、パラグア、ブラジル(ポルトガル語が公用語ですが、スペイン語も似ているので多少理解できる)に行き、当時のブロークンなスペイン語で交わすコミュニケーションが刺激的だったのを覚えています。更に語学力を伸ばしたいと思うようになり、2回目と3回目の旅行(キューバ、メキシコ、グアテマラ、エクアドル、コロンビア、ベネズエラなど)も楽しみました。
  • 仕事:私はニューヨークのキッチンで働き始め、スペイン語とその文化を学ぶ機会になった同僚(ほとんどがラテン系アメリカ人、メキシコ、グアテマラ出身)とコミュニケーションをとる毎日が本当に楽しくて好きでした(彼らは、厳しい過去や背景を抱えているにもかかわらず、たわいも無いことでいつも笑っているという気持ちのよい人たちでした)。その後移住したチリでは、キッチンで使っていたようなインフォーマルなものではなく、フォーマルな公式のスペイン語を学ばなければなりませんでした。
  • 趣味:趣味(ブログ)として、そして自分のストーリーを伝えるためのツールとしてスペイン語を続けました。

スペイン語を学ぶ6つの理由

以下の2019年のテーブル(引用元)にはそれぞれの言語話者数とネイティブスピーカーの数(ランキング)が表示されています。

  1. より多くの機会:ご覧のとおり、スペイン語を使用できと、5億人を超える人々と話す機会があります(ネイティブスピーカーの数では世界2位です!)。つまり、人・仕事・サルサダンス・文献や情報を読むなど、多くの機会に繋がるののもスペイン語の魅力。
  2. 違いはあるがそれでも役立つ:多くのスペイン語話者と話すことができることという便利さを持ちながらも、英語と比較すると、まだそれほど注目されていないという印象があります。少し人と違ったをしたいと望むなら、スペイン語を学ぶというオプションもありだと思います。
  3. 旅行の促進:上の地図を見るとわかるように、中南米では大多数がスペイン語を話します(そして、スペイン語と非常によく似たポルトガル語を話すので、ブラジルでも使用できます)。スペインや他の大陸の一部でも使用可能です。中南米という大きな大陸を旅行するのに、スペイン語一つでほぼ十分という、そんな言語は他にないかと思います。多くの旅行者とコミュニケーションを取り、スペイン語なしでは決して知らない訪問先の情報を堪能するのもありです(ただし、スペイン語が普及したせいで衰退している先住民の言語もあるので、そこも意識しましょう)。広範囲で使用できるという点では便利ですが、それは同時に、スペイン人が広い領域を征服したことを意味します。
  4. 脳と健康:研究によると、外国語を話せば話すほど、脳の運動や刺激に繋がり、脳関連疾患(アルツハイマー病など)にかかる可能性が低くなります。また、脳に加えて、新しいことを学ぶことは、体をより健康で若く保つことに繋がります(精神年齢は身体年齢と関連しています)。
  5. 学ぶことを学ぶ:スペイン語のコツをつかむと、学ぶ方法を理解するようになります。たとえば、それぞれの学びのスタイル(視覚、音声、論理、分析など)を理解し、その経験をさらなる/異なる学習(たとえば、別の言語や他の分野に傾倒する)に適用します。また、スペイン語はラテン語の起源であり、イタリア語、フランス語、ポルトガル語も勉強したいという場合はかなり楽になります。
  6. 学ぶことの喜び:新しいことを学ぶことは生活や人生のモチベーションに繋がります(特に自主的に学ぶと決めた場合は尚更)。新しいフレーズや語彙に出くわすと、「なるほど!」というあの瞬間に出会うことも刺激的です。仕事やお金儲けのためにスペイン語力を身につけたいと思うケースもあるかもしれませんが、個人的には学ぶのを楽しむことが最も大事なものの一つだと思います。そして、学びを測定するのが難しい他の分野と比較して、言語は進歩を見るのが比較的簡単です。

一言で言えば、言語学習は自分の世界を拡大し、より良い人生のきっかけを与えてくれるように思えます。

学ぶための10つの方法・私がどのように英語を学んだか/学んでいるか(私が学んだこと)

  1. 人とコミュニケーションをすることからスタート(コミュニケーションの喜び):重複しますが、私はニューヨークで初めてスペイン語に出会いました。多くの中南米人(大体メキシコ出身)と出会って挨拶程度の単語を楽しく使うというレベルでした。言語学習の道のりは長く、使う相手がいることは不可欠です(は誰かと話し、質問をし、直接的/間接的に間違いを正す必要があります)。私の場合、私はニューヨークのレストランで働き始めました、そこにも大多数の中南米人が働いています(彼らの多くは不法滞在です)。筆者が外国語を学ぶ時に重宝するフレーズ「Cómo se dice XXX en español(スペイン語でXはどう言いますか)」を使って、たくさんの単語やフレーズを学びました。
  2. 積極的に授業を受ける(会話からは決して学ばないいくつかのルール):サバイバルレベルのスペイン語を補完するために、短大で数ヶ月の短期コースを受講することにし、基本的な動詞の活用(スペイン語を扱うのに最も難しい部分)を学びました。正直、必修でも全くなかったのですが、学びたいと言う意識が先行した結果、授業をとることにしました(数人選ばれる優等生の一人になり、人生初、スペイン語のプレゼンをしたこともやる気につながりました)。
  3. 旅行(サバイバルレベルの流暢さ):1−2週間の休みさえあれば中南米を旅行していました。最初の旅行では、バスの中で出会ったコロンビア人グループと仲良くなり、一緒にマチュピチュに行き、小さなテント(3人用のテントで6人)で寝るという面白い経験ができました。サバイバルレベルで会話を続けることでその後も色んな人と繋がり、スペイン語は私の人付き合いのネットワークを拡大しました。
  4. 音楽(語彙):日常会話だけでなく、音楽も聴こうと思い、当時の友達のおすすめで聞き取りやすい音楽(マナ、RBDなど)を聴き始めました。確かに聞きやすかったので、歌詞を印刷して、辞書で意味を調べて歌うなど、いい勉強になったのですが、そいう音楽で使われている言葉は大体どれもロマンチック(君しか見えないんだよベイベー的な)なものが多く、誰かにデートを申し込もうとする以外は、日常会話にはあまり役立たないことに気づきました。
  5. スペイン語の日記(個人的な執筆):英語と同様、スペイン語の日記もつけ始めました。誰にも修正されませんでしたが、自分の生活に関した自分ならではの文脈をアウトプットする勉強になりました。
  6. 自分自身に話しかける(個人的な流暢さ):これも英語同様、とにかく家の中・外を問わずスペイン語で自分自身に話しかけ、言語の筋肉を鍛えました(例えば、RやGなどの発音はスペイン語にしかないので、訓練が必要)。外でやっているときは、気が狂っていると思われないように気をつけてみました。もしかして変なやつだと思われていたかもしれませんが。
  7. テスト(自発的な流暢さと知識):途中からスペイン語力を証明して、かつ向上させたいと思うようになり、テストをないかと探して見つけたDELEを受けることにしました。私は図書館でテスト勉強をし、ニューヨークでレベルB2(6レベル中4番目)を受け、1回失敗しましたが、なんとか2回目の試行で合格しました。その後に移住したチリでは、なんとかC1とC2(6レベルのうち最難関)をパスすることができました。とにかく過去問を解き、自分の弱点を知ってその克服に徹して、テストの特性を知ることが重要です。
  8. 仕事(実際の使用):私は仕事(レストランとオフィス業)でスペイン語を使いましたが、とにかく他の人の言っていることや言い回し模倣することによって学びました。演技のスキルもプレゼンテーションの実施に役立ちました。もちろん、いまでも間違いは絶えず、学び続けています。
  9. オンラインで教える(スピーキングと語彙):私はオンラインで特にitalkiを介して英語を教え始めました(詳細については、italkiを使用して言語を学ぶ10の理由を参照してください)。教えることが学ぶための最良の方法であることを身をもってしりました。
  10. ブログ(執筆):言語は生物で、使わないと失います。これを避けるために、私はスペイン語でブログを書き続けました。同様の理由で、私は英語、フランス語、日本語に翻訳しています(母語である日本語も使わないと忘れることがあります)。翻訳作業に時間がかかるので思うように頻繁にアップできないという課題もありますが、まぁ、ゆっくりこつこつと歩んでいくしかないかと思います。

これらが筆者のスペイン語学習の過程です。もちろん一人にうまくいったことはすべての人に適応できるわけではないですが、色んな切り口のあるバリエーションがあるのは良いことだと思います(ただひたすら単語を暗記するなどではなく)。上記は、最初の外国語である英語を学んだ方法とはかなり異なります(私は本と勉強から始めました)。興味深いことに、違う言語を話す時、学んだ環境などに応じて性格も異なることがあることは実証されています。筆者も、スペイン語モード、日本語モード、英語モードを比較することで実現できました。

改めて強調したいこととして、スペイン語は他の言語と同じようにツールであり、最終的な目的ではないうことです。たとえば、家を建てる(目標)ための優れたドライバー(ツール)を使用できますが、その使用方法(使用)を知る必要があります。言い換えれば、ツール自体は完璧でなくても使い方を知っている限り、目的を達成することができます(たとえば、限られた語彙で会話するなど)。

今回の学習

特にラテンアメリカで広く話されているスペイン語を本物の会話で始めたので、強制されるのではなく自然に勉強して練習するようになり、楽しく、使うと嬉しくなりました。

今回の学び

中南米等で広く話されているスペイン語の学習を通して、強制された勉強ではなく、人と出会い自然に会話をすることで、学習意欲が持続し、楽しく学ぶことができることを学んだ。そして、陽気な人たちと学んだ環境のおかげで、今でも話す時に嬉しい気持ちになる。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。もしこのブログが気に入った場合は購読お願いします。もしコメントや質問があれば遠慮なくどうぞ。良い学びを!

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