アンテナとJRパス

2015-06-01

あるきっかけがアンテナを開き、それが魅力的な何かを見つけることにつながる。

買い物の例を挙げると、何が欲しいか分からないうちはこれだ、というものを見つけにくい一方、欲しいものがわかっていると、店の中でもそれを見つけやすいものです。
というのもこれは特定のものを見つけるためのアンテナが開いているからです。

自分にとって、アンテナが開いた対象は日本でした。日本にいた頃は、国内のいろんな観光地にほとんど興味を持っていませんでしたが、海外で住み始めてから、自分が日本人だということをヒシヒシと意識するようになり、自分の国のことに興味を持つようになりました。そして一時帰国するときはいつでも、今までに行ったことのない場所を選び出しては、そこに行くことにしています。そうこうしていても、日本という国は本当にいろんなところがあることに気づき、なかなか旅に飽きることがないなーと思います。

しかしながら、日本を旅するのは決して安くないのに加えて、一時帰国は大体1−2週間の短期なので、あまり時間がありません。今回もチリからモンゴルへの準備期ということで1週間程度でした。にもかかわらず、今回はいろんなところに行くことができました。それを可能にしてくれたのは、まさにJRパスのおかげです。

JRパスとはなんぞやという方にとって簡単な説明ですが、このパスがあれば、JRの移動手段(つまりほぼ全国)のどれでも自由に使用できるというものです。そしてJRバス、ローカル、新幹線までも使用できます。特に新幹線(時速250km/h以上)に関しては、速いのはいいのですがやはり結構値が張ります(距離にもよりますが、大阪ー東京の片道で1万4千円くらい、つまり120米ドルくらいします)。そして例えば7日間のJRパスなら、大阪ー東京の往復よりも安いということになります。

JRパスの値段は3つの期間から選べます:7日間、14日間、21日間でそれぞれ235USD、375USD、479USDとなります(パッと見つけたサイトより引用、グリーン車の場合はもう少し高く、値段も業者や為替によって変わる)

つまり、日本を旅行したいなーという方にはもってこいです(ヨーロッパをユーロパスで鉄道旅行しましたが、それよりも遥かにお得だと思います)。やはり飛行機の旅行に勝るのは、電車の窓からの景色じゃないでしょうか。

ただ、このJRパスが日本人にそこまで知られていない決定的な理由として、これは日本人向けのものではなく、外国人が日本を旅行するためのものです。そして日本では購入できず、特定の外国でしか取り扱いできないということになっています。

ただ、日本人でも購入できる2ケースの例外があります:該当する国の永住ビザを手にいれる(筆者のケース)か、外国人と結婚をするかになります(詳しくは JRの website参照).

このパスで、自分は大阪から青森(東京経由)、そして今回の狙いでもある北海道に行き、帰りは日本海側(秋田、新潟)を通って、名古屋に行ってから大阪に帰りました。
2015-06-01 Japan

以下が、今回の旅行のハイライト写真たちです。

IMG_5914 IMG_6001
左:やはり駅弁とビールはマスト/右:ミニ運河@小樽、北海道

IMG_6181 IMG_6152IMG_6266 IMG_6249
旭山動物園はかなり感動的で、しかも子どもに教育的な場面がかなりありました(@旭川)

IMG_6360 IMG_6419
左:5月の桜(@札幌)/右:世界三大夜景(@函館)

 IMG_6054 IMG_6439
北海道のラーメン(左:札幌味噌/右:函館塩)

IMG_6499  IMG_6535
左:秋田の鳥飯/右:新潟そば

IMG_6564 IMG_6565
味噌カツと手羽先@名古屋


今回の(グルメ?)旅で使用した特急券たちです。搭乗券なども合わせると、1000米ドル以上は軽く使ったように思います。

最後に、ずっと行きたいと思っていてやっと行けた念願の場所「西芳寺」(通称苔寺)の写真で締めたいと思います。ここを参拝するには事前に予約が必要で、スティーブ・ジョブ氏のお気に入りの場所としても知られています。ちょうどジョブズ氏を案内したお坊さんと話をする機会があり、この苔というシンプルな自然さー禅仏教の基本的なアイデアであり、アップル製品のデザインのコアとなったものーに深く感動していたとのことでした。モコモコしてていいなーと思いました。

IMG_6639 IMG_6667  IMG_6663 IMG_6668

また今回で、日本には本当に自然、食べ物、アトラクション、歴史を楽しめるもの等がたくさんあるなーと感じさせられました。
海外で自分のアンテナが開き、JRパスという翼のおかげで日本をもう少しだけ知ることができました。

アンテナとJRパス」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: How to measure the year 2015 | MD NO SUSUME

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です