ありがとう納豆ーアフリカでも成功した自家製納豆の作り方

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一度触れれば、なかなか簡単には話さない。大体の人は、最初は苦手意識持つこともありますが、少しずつ感情移入し、遂にはそれなしには長期的にみて苦しい思いすらする。

なにそれ?愛?

それは納豆。大豆を特定の方法で発酵し、日本食の中では最も安くて健康的とも言えるもの(大体のスーパーで3パックで100円以下)。今回はなんで納豆なのか、そしてアフリカでも成功した自家製納豆の作り方を共有したいと思います。

なぜ納豆

納豆は見た目からは想像できないほど栄養価の高い優れもの。どんな効果があるかというと、美容(肌のはりに関するイソフラボン)、便秘対策(食物繊維)、血液サラサラ(納豆キナーゼ)、体つくり(ビタミンB2)、骨粗鬆症予防(ビタミンK)など。海外からもジャパニーズ・スーパーフードということで注目されている。

ただ、納豆は腐っているから長時間放置しておいても大丈夫という人もいるが、腐っているのではなく発酵している(有益無害)ので、傷んだ納豆(有害)は捨てた方が良いらしい。もともと体にいいものを買ったのに有害になっては本末転倒ですからね。

個人的には、栄養価が高いだけでなく、味や食感もやみつきになっています。

こんな人に自家製納豆は向いている

自家製納豆作りは、お金・時間・手間がかかるので、日本のスーパーなどにアクセスできる人は、普通に買ったほうがいいのかなとも思います。

じゃあ、どんな人に自家製納豆は向いているかというと:
ー常に何かをつくりたいという人
ー納豆好きなのにアクセスがない人、特に海外在住者
ー3日の手作り作業に身を捧げるのがおっくうでないという人

ということで、全ての条件を満たしていた筆者は、とにかく試してみることにしました。

納豆作りの概要

Etapas Tiempo Nota
0. 材料と道具の準備 日本訪問もしくは日経スーパー 圧力鍋、ヨーグルティア、炊飯器がなくても大丈夫
1. 大豆を水に浸す 16 時間 大豆を洗ってから3倍ほどの水に浸す
2. 大豆を煮ながら発酵の準備 1-8 時間 圧力鍋があれば1時間以内
3. 発酵作業 24時間 納豆作りの要
4. 冷まし寝かす 24時間 ここまでくればあとはリラックス
Total 3 días   食べる、冷凍する、再度納豆を作るなどお好みで

*実は、上のカバーデッサンにも工程をまとめたヒントが隠れています。

0. 材料と道具の準備

(1) 大豆 (300 g) こちらはお好みで。
(2) 納豆菌 (0.2g の納豆菌に対して6-7 ml (o 6-7 g)の沸騰済みの水)、もしくは納豆そのもの
(3) クーラーボックス(ヨーグルティアや炊飯器がなくても大丈夫や!)
(4) ペットボトルかステンレスの水筒(発酵に必要な温度調整のため)
(5) 鍋(圧力鍋があればそれでよし、なくても気合と我慢でなんとかなる)
(6) 温度計(ない人は感覚で)
(7) アルコール消毒スプレー(そんなものなくても沸騰消毒するわ、という人は不要)
(8) 消毒される運命のスプーン、タッパ、漉し器、タオル
(9) ラップとキッチンペーパー(発酵のお供)
(10) 我慢と時間(ほぼ3日)

1. 大豆を水に浸す (16時間)

大豆(300g)を軽く水洗いし、約3倍の水につけて、冷蔵庫で約16時間寝かせる。自分のスケジュールと相談して始めることが大事で、週末作りたい人は、金曜日の午後がオススメ。

2. 大豆を煮ながら発酵の準備 (1-8時間)

たった一晩で、大豆は大量の水を吸っては3倍の大きさ、2倍の重さになる(学びもこんなに簡単でシンプルならいいのになぁ・・・)。

もし圧力鍋があるなら、このステップは1時間くらいで終わります(筆者のように、そんなもんあるかいな、という方は5−9時間ほど普通の鍋でコトコトと煮る)。

煮てから発酵までの切り替えを迅速にする必要があるので、大豆を煮ている間は、発酵の準備が必要です。準備とは、必要になる道具(スプーン、漉し器、タッパ、タオル)の消毒(アルコールスプレーでも煮沸でもどちらでも可)、納豆菌を水に溶かしてラップでカバー(1kgの大豆に対して、10gの沸騰済みの水+0.2-0.3 gの納豆菌、もしくは実際の納豆少々)。

大豆が握力3くらいでも簡単に潰れるくらいになればOK(親指と小指で少し挟んでみる)

3. 発酵作業  (24時間)

筆者にとってはこの作業が最も困難でありながら興味深かった。とにかく要は温度を40℃くらいに保つこと(保温機能を持った炊飯器でも買おうかなと思ったほど)。今回は、いろいろブレインストームした結果、クーラーボックスの中に熱湯入りのペットボトルとステンレス水筒を入れて温度調整することに(正直自信はなかったけど)。 

こんな感じ(↑)。納豆職人さんは呆れるだろうか・・・

大豆が発酵できるくらい十分煮れれば、すかさず漉し器に写して、タッパに入れ、キッチンペーパー(発酵厨二水滴がつくのを防ぐ)を被せて、その上につまようじで穴をいくつか開けたラップを被せ(納豆発酵も人間も酸素が必要)、蓋を閉めずに乗せる程度。これらの作業を素早く行うことが大事(まぁ、かくいう筆者は初めての作業に興奮しながら写真などパシャパシャ撮ってましたが)。

クーラーボックスの中に全ていれれば、消毒済みのタオルを被せて、温度計セット、あとは24時間後に会いましょう。

とは言っても24時間経つ前に何度か温度チェックが必要(結局筆者は3度くらいお湯を入れ替えました)。このプロセスは、赤ちゃんを育てているかのようで、大変さと楽しさがありました(まぁ、実際の子育てはもっと大変でしょうが)。

24時間後。納豆(まだ大豆?)を除いてみて、白いものが周りを覆っていれば発酵成功。

「いやいや、ほんまかいな」と疑う人は、スプーンで混ぜてみてください。糸が引いてネバネバ感があれば成功!もうこれを大豆ではなく納豆と呼べるのでは!

4. 冷まし寝かす (24時間)

24時間も発酵させた後は今すぐにでも食べたいとなるのは分かりますが、少し我慢して冷蔵庫でもう24時間寝かせます。この段階では、新しいラップ(穴はあけなくてよい)で優しく包んであげるといいでしょう。

その24時間後・・・

Voila!! ネバネバだ!

食べきれない分はラップして冷凍保存しておきましょう。最終的に、72時間くらい(買い物を入れるともっと)かかりました。

そしてきになる結果、味の方は?

・・・

うまい!!!!

市販のものより、ネバネバで糸を引いており、そして味もうまい気がする。

味見した瞬間はとにかく感動しました。この3日(週末全て)における自家製納豆作りの努力は報われ、ストレス解消にもなり、幸せな気分にすらさせてくれた、人生初の納豆作り(しかもアフリカでするとは思ってもなかった)。また、振り返ってみると、普段身の回りにあるものは、多くのプロセスや人の手を経て今そこに存在しているんだなということを再確認することができた。それら全ての経験に対して・・・

ありがとう、なっとう!

今回の学び 

今回学んだのは、自家製の納豆手作りの行程は困難だったがアフリカでも実現可能であったこと、そして身の回りにある生活用品などは多くの人の努力やプロセスを経てきているため、満足度や感謝の気持ちを抱くためにもそのプロセスを経験するのも一興であるということ。

最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこのブログが気に入った場合は購読お願いします。もしコメントや質問があれば遠慮なくどうぞ。良い学びを!
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今回使った納豆菌、有機大豆、温度計

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