ありがとう納豆 2ーアフリカでも成功した、持続的な自家製納豆の作り方

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誰しもが幸せを求め、何らかの形で目標を見つけていきます(例:20kg痩せる、結婚する、良い仕事につく等)。ただ、目指すものが持続的であればあるほど、基本的には付加価値があると言えます。というのも、なんだかんだで人生は継続するものだから。

それも含めて、前回の記事では目標(最終地点がある)よりも習慣(継続するもの)を重要視することを強調しました。

もう少し具体的なレベルに落としてみると、先日、アフリカにおいて人生初の納豆手作りに成功しました(詳細はこちら)。自分で苦労して作った納豆を食べた瞬間は、おいしい料理を食べたときのような、まさに幸せの一時でした。そして願わくばその一時が今後も続けばいいなと切に思いました。

ということで、今回は、モーリタニアにおいて、どのように自家製納豆を持続的に作ることができたか、そしてそこから得た学びについて共有したいと思います。

持続性を妨げる限りあるリソース

納豆手作りの成功の鍵は日本で購入した二つの材料のおかげです:(1)有機納豆 2kg と (2) 納豆菌(10kgの大豆に使用可能)

言い換えれば、毎日納豆(50g)を食べ続けたとすれば、40日でなくなってしまい、それ以上の期間モーリタニアに住む予定なら、代替策を見つけないといけないことに気づきました。そこで出てきたのが以下の材料です。

ローカル中国菜園の大豆

ヌアクショット(モーリタニアの首都)には野菜を売っている中国菜園が2つあり、そのうちの一つは筆者がこよなく愛する豆腐を販売しています。余談ですが、この菜園、中国語を練習する唯一の場所でもあり、人気のある豆腐を買いに行く前には必ず電話して「今日豆腐ありますか?→あるよ/ないよ。」というやりとりをします。

ある日ふと思ったのは、もしこの菜園に豆腐(大豆の発酵したもの)があるなら、大豆もどこかにあるはずだということ(鶏か卵か)。

といっても、大豆を中国語でなんというか知らなかったので、「だーずー」なんて言ってみても通じない。ということで、豆を表現するジェスチャーをして、豆腐を指差し、「兄弟」であることを表現してみたところ、早速通じたのか、奥から大豆を持ってきてくれました。しかも値段も良心的で (100 MRU (2.8 ドル) /1kg)、日本の有機大豆 (1,500 円 (13ドル) / 1kg)よりもかなり安い。もしこのローカルの中国大豆が成功したなら、と思うとわくわくしてたまりませんでした。

大豆の発酵手段

いくら日本で買った納豆菌が10kgの納豆を作れるからといって、いつかは終わりが訪れる。ということで、納豆の作り方の原点に戻ってみると、納豆菌ではなく市販のものを使っている人が結構いるということで、「自分で作った納豆で、冷凍したものを解凍すれば発酵できるのか」という仮説をたて、試してみることにしました。

4つの異なるプロセスの実験

持続性を妨げる限りある二つの材料(大豆と納豆菌)の問題を解決するためにも、以下の表のような、4つの異なるプロセスで実験をしてみることにしました:日本で買った大豆とローカルで買った中国大豆、そして発酵には納豆菌と自分で作った納豆を解凍したもの。もし以下の④が成功すれば、(日本の材料に頼らずとも)モーリタニアにおける納豆作りが持続的なものになるはず、ということで実験開始。

日本の大豆 ローカルの中国大豆
納豆菌で発酵
解凍した手作り納豆で発酵

進化したプロセス

前回のブログで既述した通り、初めての納豆作りには丸3日間かかりました。ただ、別の記事で登場した圧力鍋という、時間を8-16倍も節約してくれるらしい道具を使用することで時間を短縮することを試みました。

ということで、今回の実験は4つの異なるプロセスの実験だけでなく、圧力鍋を試してみるという、ダブルの実験になりました!

1つのイメージは1,000のイメージに匹敵もしくは勝るということで、第1弾と第2弾を示した以下の2つのイメージをみてください(納豆作りの各ステップの詳細はこちら).

第一弾:持続性のないプロセス(日本の大豆使用、圧力鍋や冷凍納豆無し) 

第二弾:持続的なプロセス(ローカルの中国大豆、圧力鍋、冷凍納豆使用)

実験結果

圧力鍋に関しては、少し問題もありましたが、5時間以上も時間を節約することができました。

そして4つの異なるプロセスの結果としては、以下の表の通りです。

日本の大豆 ローカルの中国大豆
納豆菌で発酵 ① 大成功(ネバネバ感最大) ② 成功(ネバネバ感大)
解凍した手作り納豆で発酵 ① 成功(ネバネバ感やや劣る) ④ 成功(ネバネバ感やや劣る)

成功!

分析してみると、日本の大豆もローカルの中国大豆もそこまで変わらないということ。発酵に関しては、納豆菌の方が強いことがわかりましたが、解凍した手作り納豆でも十分いけるということ(味もうまい!)

この実験が成功した瞬間、モーリタニアの生活におけるビジョンがかなり明るくなりました。これも持続的な納豆作りのおかげです。

持続的な方法を見つける大切さは、納豆作りだけに限ったことではなく、プロジェクト、学び、どんな活動においても、幸せな瞬間を長期的に感じるためにも強調されるべきです。

今回の学び 

人生初の自家製の納豆作りや圧力鍋の使用、ローカルの中国大豆の発見や解凍した納豆を発酵に使うなどの実験を通して、幸せに貢献するような持続的なプロセスを発見することができました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこのブログが気に入った場合は購読お願いします。もしコメントや質問があれば遠慮なくどうぞ。良い学びを!

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前回使った納豆菌、有機大豆、温度計

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