カテゴリー別アーカイブ: 国際関係

何故ことが起きるを待つだけなのか

別のニュース!
前回のエントリーでは、合理化できない出来事(パキスタンが人道的なNGOを追い出す)について記載しましたが、今回は別のニュースについてです。前回同様、いくらかの人々には、感情、ましてや日々の生活に影響することはないでしょうが。

それでは何についてのニュースかというと、ドミニカ共和国(ドミ共)がハイチから来た不法移民(20万人以上いると思われる)を一斉に強制送還するという強硬政策をとりました。中にはドミ共で生まれ、ハイチに行ったことも無いものも含まれておりいます。そして多くの送還対象者の多くは、ドキュメントが届くのを何ヶ月も待っているという状況です。そして期限はというと、何と今日までです!
続きを読む

名前は重要

もし心底あるものを信じる場合、その名前もとても大事になってきます。言い換えれば、もしその名前が不正に使用された場合、決して見過ごすことができないものだと思います。

前回のエントリー (「何を暗記するべきか」から「どうやって暗記するべきか」への転換”)にも書きましたが、イメージの持つ力は強く、印象深いものはなかなか頭から離れません。そういう意味でも多くのイスラム教徒が世界中の人に「イスラム国」=「イスラム教」と思ってほしくないのも納得できます。
続きを読む

忘れないでください

「チリ18祭り」(国立記念日の9月18日を囲んだ一年で最も大事な週末)が終わろうとしている今や、9月11日(軍隊クーデターが起こった)記念日が遥か昔のようにも思えます。
人間は忘れる生き物であり、この9.11のような重要な出来事を将来のために書き留めて、歴史として残します。しかし、時にはそんなに単純でもないようです:実際、チリの歴史の教科書を見ると、17年間の独裁政治について書かれた部分が極端に少ないのは衝撃的です。
同様に、地球の裏側にあるタイでは、ある人物(出来事でもすらなく)が歴史上から消え去ろうとしています。
続きを読む

2種類の国旗の使い道

9月のチリでは、街中で多くの国旗が風に揺られているのが見れます。なぜなら18日は独立記念日(正確には独立して初めて議会が開かれた日)で盛大な祭りが至る所で行われます。

その一方、実は長月のチリにはもう一つ大きなイベントがあり、そこでも人々は国旗を使い、忘れられない出来事についてプロテストします。まるで、「あの日を覚えているか」といわんばかりに。
続きを読む

ボリビアのエボ君の大冒険

日本の号泣した政治家が世界中を騒がしている一方、地球の裏側ボリビアで、一風変わった政治活動が行われています。

ボリビアの大統領選挙まであと約3ヶ月となり、現大統領のエボ・モラレスが3度目の勝利の準備として(?)興味深いアプローチに出ました:大統領の幼少時代の物語本を「子どもの日(4月12日)」を機に学校の子どもたちにプレゼンするというものです(チリの新聞「El Mercurio」より)

続きを読む

国家はなぜ衰退するのか

両親を含めた前世代の人が日本の発展に貢献してくれたおかげで、自分は貧困に苦しむ・教育を受けたくても受けれないということはありませんでした。

開発について考えるとき、まずは何故・どのようにして特定の国が発展を成し遂げ、他の国がそれを達成しなかったかについて考える必要があると思います。言い換えれば、どうして開発途上国が貧困から抜け出せないのかについて分析する必要があります。

これらの点について深くわかりやすく説明している本として、「Why Nations Fail (国家はなぜ衰退するのか): The Origins of Power, Prosperity and Poverty (Daron Acemoglu, James Robinson. 2012)が挙げられます。

続きを読む

4月ー変化の象徴

4月は日本では始まりの象徴:
新しい学級の始まり、新しい仕事の始まり、春の息吹、そして満開の桜(日本がとても恋しくなるもののひとつ)

地球の裏側―秋の空気を迎えようとしているここチリでも、実は新しい変化が起きようとしています。新政府の誕生です。

続きを読む