モンゴルに来てから、韓国、ソウルで10回以上乗り継ぎましたが、大体待ち時間は3時間以内なので、基本的には快適な空港の中で待機しています。
ただ前回は、約6時間くらいあったので、この快適な空間から抜け出し、市内に出てから空港に戻ってくるという流れを決行しました。
仁川空港に行ったことがある人は大体知っていると思いますが、空港から無料の乗り継ぎツアー(2−5時間のオプション)があります。ただ、旅人の魂を持つものとして(最近は一人旅などはあまりしていませんが)、一人で市内に出ることを決断しました。幸いなことに、同空港では無料のwifiが通っていたので色々検索してみましたが、短時間の一人旅に関する情報はあまり見つからなかったため、これまでの経験や今回の学びを含め、長時間トランジットの際の一人旅ガイドを共有したいと思います。尚、今回はソウル編ですが、これらは他の機会や場所にも適用できるのではと思っています。
今回の活動をまとめると以下の通りです:
(1) バスで移動(景福宮前で降りる)(2) 景福宮を訪問 (3) 旧日本大使館前の例の慰安婦像を見る (4) 北村韓屋村を散策 (5) 昌徳宮を訪問 (6) 韓国料理を堪能 (7) 電車にて空港に戻る(移動2時間を含めて合計4時間くらい)。
観光地でありつつも村の人の住まいなので、静かにしてくれとのこと
(7) 電車
短時間の割には結構回れたのではと思います。参考までに、以下、一人旅のガイドです。
1. 準備
地図のアプリをダウンロード
どこを移動するにあたっても”Maps.me”という地図アプリのダウンロードをお勧めします。これがあると、ネットアクセスがあるときに事前に国や地域の地図をダウンロードしておけば、現地にいったとき、オフラインで現在地や目的地までのたどり着き方がわかります。
ビザのチェック
旅先の国のビザは必ずチェックすること。幸いなことに(日本の各国との2国間関係のおかげ)、日本のパスポートだと、韓国を含む大体の国で短期滞在のビザ免除です。
時間を意識する
今回の目的は限られた短時間の中で旅をするということなので、次の飛行機の時間に間に合わないと本末転倒なので、移動や観光の時間を計算し、飛行機発の2時間前には空港に戻るよう、時間を意識し続ける必要があります。また、時差についてもしっかり注意しないと大変なことになります(時差に気づかずに携帯の時計に頼った経験者は語る)。
持ち物をロッカーに預ける
もし重い荷物があれば、ロッカーに荷物を預けて移動しましょう(仁川空港の場合は、最上階の宅配サービスで荷物を預けました)。
インフォーメーションセンターを見つける
センターの人はどこで何をして、どれだけ費用がかかるなどを熟知しているので、情報収集に持ってのこいです。かといって、長々と話をするわけにもいきません。そこで普段私がカバーするのは、自分の便の時間と漠然とした観光の目的(例:買い物には全く興味はなく、面白いものを見たりおいしいものを食べたい)を伝えることです。
また、いきたい場所の地図をもらい、目的地までの往復と食事にどれくらいの時間と費用がかかるかについても訪ねておくことが大切です。
両替
目的地と予算を決めたら、両替しましょう(万が一に備えて少し多めに現地のお金を持っておくと便利です)。
移動手段のチケットを購入
地図とお金を準備し、荷物も預けたら後は移動開始、ということでバスや電車のチケットを購入しましょう(まずは街並みが見れるバスがお勧めで、慣れたら電車もありです)。
2. 観光を楽しむ
常に地図と時間をチェック
地図アプリと紙の地図で常に場所をチェックし、時間内に戻れるよう時間も見ておきましょう。
写真
短時間の観光の場合は、一つの場所に長時間止まらずに、機敏に動きながらも写真をとり、後でじっくり写真を見ると色々な場所を回れます。
食事
食事は旅の最大の目的の一つです(筆者の場合)。1日にいろんなものを食べることはできないので、店の人にお勧めを聞くのがオススメです。
現地の人と出会う
現地の人と知り合うのも、一人旅の醍醐味の一つです。経験上、旅の共が多ければ多いほど現地の人と知り合う確率が下がります。
やりすぎに注意
観光が始まれば、もっと観たいと思うのが自然ですが、なるべく行きたいところを限定するようにしましょう。
3. 飛行機に間に合わせる
時間に余裕を持つ
その場所に慣れない観光客は現地人とは違って移動の感覚が疎いので、特に行きとは違う交通手段をとる場合はなるべく時間に余裕を持って空港に戻りましょう(ソウルでは行きはバス、帰りは電車で戻りました)
荷物を回収
ゲートチェックがまたあるので、液体が荷物に入っていないことを確認。
もう一度両替
観光を楽しめば、もう現地のお金は必要ないので再度両替しましょう(海外のお金を集めているという場合を除いて)。
以上、短時間における一人旅のガイドでしたが、役に立つと幸いです。もし他にもオススメがあれば共有してくださいー。
今回の学び
6時間の乗り継ぎでも、準備と行動力さえあれば、十分観光を楽しむことができるし、これは他のケースでも適応可能である。