ケニア 4 ー ポルトガル語でアルケミストを読んで得た15の学び

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(1)読書は好きですか? (2)実際に読んでいますか? (3)フィクション、ノンフィクション、またはその両方を読みますか?

これらの3つの質問は、自分探しにとても良いと思います。

筆者は(1)新しいことを学ぶのが好きなので、読書が好きです(そうしないと、限られた世界でしか生きられません)が、 (2)読みたい気持ちやたまった本棚(キンドル)に追いついておらず、限られた時間を他のことに使うことが多い毎日です(週に約30記事は読んでいますが、本がまだまだ)。(3)通常、現実の世界からより多くの知識と人生の教訓を得るのが好きなので、専らノンフィクション派です。

でも今回は、フィクションである「アルケミスト」をオリジナルの言語(ポルトガル語)で読むといった、自分のスタイルを超えることで、人生の教訓を学びました。 すべてではないにしても、一部の学びは他の人にとって有益である可能性があると思うので、この記事でいくつか共有します。

そもそもケニアでなぜアルケミストをポルトガル語で読むのか

これはあくまで偶然の産物です。今思うと、人生の象徴かのように、ある一つのことが他の予期しない結果をもたらしました。端的に言えば、私の好奇心が色々なことを経て、ケニアでポルトガル語でアルケミストを読み、私の心を聞くことにつながりました。以下がざっとした流れです。

  1. 好奇心→ニューヨーク:常に新しい学びや挑戦に興味があったので、ニューヨークで演技を学ぶことを決断、渡米。
  2. ニューヨーク→キッチン:ニューヨークで演技を勉強しながら、キッチンで仕事は始めることに。
  3. キッチン→スペイン語:ニューヨークのキッチンはラテン系の人でいっぱいだったので、同僚と話すためにスペイン語を学ぶことにする。
  4. スペイン語→ラテン系アメリカ人との深い会話:独学と日常会話を通じて、スペイン語が大分流暢になり、同僚のラテン系アメリカ人と深い会話ができるようになる。
  5. ラテン系アメリカ人との深い会話→国際援助:ある日のラテン系の同僚/友人との深い会話がきっかけで、国際援助の仕事をする決断をする。
  6. 国際援助→ケニア:国際援助の仕事がきっかけで、チリ、モンゴル、モーリタニア、ケニアに住むことになる。
  7. ケニア→ポルトガル語:ケニアでは、ポルトガル語を話す国(アンゴラ・モーザンビーク)を含む21か国で働いているため、ポルトガル語を独学することにする。
  8. ポルトガル語→資料の検索:ポルトガル語の勉強のため、ポッドキャスト、会話サイト、youtube、本、音楽などの優れた資料を探す(これを書いている間もブラジルの音楽を聴いています!)
  9. 資料の検索→アルキメスト:語学学習を続ける一貫で、アルケミストのオリジナル版(ポルトガル語)を見つける。
  10. アルキメスト→心に耳を傾ける:ポルトガル語でアルケミストを読んだ後、心に耳を傾けることの大切さなど、大切なことを学ぶ。

アルケミストから得た15の学び

実は、10年以上前にこの本を日本語版で読んだことがあります(日本人の俳優友達からの誕生日プレゼントだったと思います)。ただ、正直言って、当時の「お!」となる感覚を覚えていないので、それほど印象的ではなかったと思います。今回は、ひとつひとつの言葉(日本語での流し読みでなく、慣れないポルトガル語でじっくり)に注意を向けていたことが一因なのか、それとも10年前より人生経験が多少上がったのか、感じるものが違いました。

以下は、筆者が選択したベスト15の引用であり、カテゴリー、引用(筆者訳)、学びという順です。

  1. 旅: “Entre nós, só os pastores viajam. → Então serei pastor (我々の間では、羊飼いだけが旅をできる→じゃあ僕は羊飼いになる)
    教育を受けた人は裕福になり1箇所の立派なところに住めますが、少年は世界をするために旅をすることを決断する。
  2. 自分の道を切り開く:em determinado momento de nossa existência, perdemos o controle de nossas vidas, e ela passa a ser governaada pelo destino. Este é a maior mentira do mondo.” (私たちが生きているある時点で、生活のコントロールを失い、運命に支配されるようになるといいますが、これは世界で最大の嘘です)。
    自分がその気になれば、自分の運命は変えられるということを教えてくれます。
  3. 願いを叶える: “existe uma grande verdade neste planeta: seja você quem for ou o que faça, quando quer com vontade alguma coisa, é porque este desejo nasceuna alma do Universo. É sua missão na Terra.(この惑星で:あなたが誰であるか、あなたが何をしているのかに関わらず、、とにかく何かを強く望むとき、それは宇宙の魂から生まれた、地球上におけるあなたの使命となります。)
    あなたの意志力の強さがあれば、願いを叶えるということが人生の使命になります。
  4. 初志貫徹: “As pessoas aprendem muito cedo sua razão de viver. Talvez seja por isso que elas desistem tão cedo também. Mas assim é o mundo. (我々の多くは早いうちにやりたいこと、なりたいものの存在に気づきますが、そのためなのか、すぐに諦めてしまいます。世界はそのようになっています。
    我々は目的をすぐに見つけて諦める傾向にあるようですが、それらを可能にする環境とサポートさえ提供すれば、この構図を裏返すことができます。
  5. 世界は広し: “Vou sempre procurar manter o pouco que tenho, porque sou penqueno demais para abraçar o mundo (いつでも少しのものだけをキープするようにしなければ、大きすぎる世界を抱きしめることができない)
    欲を出さずに、必要な少しのものだけをキープするようにした方がよい。
  6. 新しいということは奇妙なものと捉えられやすい: “Não era un mundo estranho; era un mundo novo (それは奇妙な世界ではない、新しい世界なのだ)”
    新しいものはいつでも奇妙なものとして受け入れられないことが多いが、しっかりとそれを受け止めて分析することが大事。
  7. お金よりも信念: “Ao invés de sentir-se triste, ficou feliz….Não tinha um centavo no bolso, mas tinha fé na vida. (悲しい気持ちではなく、彼は幸せだった。 ポケットには一銭も入っていなかったが、人生における信念はあった)
    お金を盗まれた直後でも、自分の進む道という最も重要なものさえを見つけた後は、幸せにすらなれる。
  8. 学ぶのはあなた: “Acho que não são elas que ensinam; eu é que aprendo. (教えるのは彼等ではない、あなたが学ぶのだ)”
    これは、誰かから教えてもらうのに依存するのではなく、何かを積極的に学ぶことの重要性を示しています。
  9. 意志の力: “Quando você desja algo de todo o seu cração, você está mais próximo da Alma do Mundo. Ela é sempre uma força positiva. (心から何かを成し遂げようとしているときは、世界の魂という前向きな力にもっとも近いている状態です)”
    あなたが本当に何かを願う(そして行動を起こす)とき、何事も実現しやすい。
  10. 困難が故の感謝: Talvez Deus tenha criado o deserto para que o homen pudesse sorrir com as tamareiras (おそらく神はが砂漠を創ったのは、人々がナツメヤシを見つけた時に微笑むことができるようにするためだ)。
    困難が伴った後は、シンプルなものでもありがたみを感じることができる。
  11. 苦しむことを恐れない: “..o medo de sofrer é pior do que o própio sofrimento (苦しみへの恐れは、実際の苦しみよりも悪い)”
    心配しすぎるともっと苦しんでしまう。
  12. 結果よりもプロセス: “Cada momento de busca é um momento de encontro (何かを探しているすべての瞬間が、何かを発見する瞬間です)。
    結果だけでなく、プロセスを楽しむ必要があります
  13. 成功は苦しみの後: “a hora mais escura era a que vinha antes do sol nascer (最大の暗闇は、日の出前であることが多い)。
    止まらない雨はないように、恐らく最も難しい瞬間は成功する前です。
  14. 大切なものはそこにある: “Quando temos os grandes tesouros diante de nós, nunca percebemos. Porque os homens não acreditam em tesouros (私たちは宝物という存在を信じていないため、目の前に素晴らしい宝物があるときでも認知できない。)”
    おそらく既に必要なものはそこにあること多い、ただそれに気づかないだけです。
  15. アルケミストは何かを改善させる人: “Alquimia poderia ser aprendidad na vida diária……..Os alquimistas fazem isto. Mostram que, quando buscamos ser melhores do que somos, tudo em volta se torna melhor também…Somos nos que alimentamos a Alma do Mundo, e a terra onde vivemos será melhor ou pior, se formos mehores ou piores (アルケミアは、日頃から学ぶことができる……現状よりも良いものにするための努力をすれば、すべてのものがより良いものになる。世界の魂を耕すのは我々であり、自分たちがより良い、または悪い生き物になることで、世界も良くなったり悪くなったりする)。
    アルケミスト(錬金術師)とは、とにかく現状より良いものを作ろうとする人です(例:鉄を金に変える)。

結局、10年前に初めて読んだときにあまり感動しなかったけれど、今回かなりのインスピレーションを受けたと同様、自分の道(Lenda Pessoal)に向かうために心に耳を傾けるかどうかは、我々次第です。 今回もう再読したときは、難しい意思決定をしていた時期だったので、心に耳を傾けることが決断を助ける大きな要因の一つでした。 また、この本のシーンは、私が今いるアフリカや、私が訪れた砂漠やピラミッドであることもあり、印象が違ったのかもしれません。

おそらくケニアでポルトガル語でアルケミストを読んでいたことは、私の自分の道(Lenda Pessoal)の一部かもしれません。

今回の学び

ケニアにてアルケミストの原本を読むプロセスの中で、人生には選択肢がたくさんあり、一つの選択が次の選択肢につながり、それらのすべてが自分の道(Lenda pessoal)の一部なのかもしれないため、自分の心に耳を傾け続けることが大事だということを学んだ。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。もしこのブログが気に入った場合は購読お願いします。もしコメントや質問があれば遠慮なくどうぞ。良い学びを!

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