モーリタニア5ー 初めての雨からの3つの学び

English, Español, Français, 日本語

突然ですが、7月29日ってなんの日か知ってますか。

その日のイベント (英語),というサイトによると

1221: 白河上皇、10歳にして即位
1836: パリにてエッフェル塔の建設完了式
1921: アドルフ・ヒトラーがドイツ国立社会党のリーダーになる
1923: アルベルト・アインシュタインがベルリンで平和主義のスピーチをする
2018: インドネシア、Lombok島でマグニチュード6,4の地震

大体毎年なんらかのイベントは起こっているようですが、その中でも「へー、そうなんや」と思うことを選んでみました。とはいっても、自分の普段の生活にがつんとくることはないというのが正直な感想です。

一方、自分に印象があったのは、2018年7月29日で、モーリタニアにきて初めて雨が降った日です。すでに雨季に入って1ヶ月以上経っているにもかかわらず一度も見ない「雨季」とはなんなのかと思ったことすら忘れていた時期でした。モーリタニアの雨なんて興味ないと思う人が大半だと思いますが(そもそもそれ以前に、モーリタニアってどこ?という方がほぼ100%かもしれませんが)、イベントに意味を見出すのは、それぞれ個人の文脈にとって特別なことがあった時だと思います。ただ、今回そこから得た学びは結構他の文脈でも適応可能かと思うので、ここで共有したいと思います。

それは気持ちいい日の仕事終わりの午後、家の中で執筆作業をしていた頃、

ダダ!

全く気づかないまま、カタカタと書き続きる….

ダダ!

ん?

ダダ!ダダ!ダダダダダダダダダ!!

「なにがおこっとるんや!」と窓に走る。

カーテンを開けて目をした途端、叫ばずにはおれなかった。「おおお!!雨降ってる!」

3分ほどぼーっと眺めた後、他の文脈でも適応できそうな以下の3つの学びが頭をよぎりました。

1. ニーズに関わらず持っていないものを欲しがる傾向

とにかく雨が降らなかったので、降ればいいなーとはずっと思っていました。一方日本などのアジアの国では当時台風や洪水で悩まされており、雨なんて見たくねーよと思う人だらけだったと思います。そこでふと思ったのは、ニーズに関わらず我々は持っていないものを欲しがる傾向があるということです。実際モーリタニアの雨は対した影響は皆無(冠水で通勤まで2分ほど多く時間がかかった程度)でしたが、無い物ねだりとはこういうものかと思わされたひとときでした。ここから得た学びは、何かを欲しがる時は、本当に自分に必要かどうかのニーズを確認することです(ただ単に持ってないからという理由ではきりがない)。

2. 珍しいものに惹かれるポイントは、プレゼンやショー作りに有効

もしモーリタニアで頻繁に雨が降っていれば(まぁ実際起こらない)、そこまで感動することもなかったかと思います。ここでふと思い出したのはプレゼンやショー作りに有効なポイントです:誰かの注意を引くためには、大事なポイントを適切なタイミングのみに出すことで、出しすぎると観客は飽きるか見失ってしまいます。

例えば、ダンスのショーでも、アクロバティックな動きを出しすぎると、観客はそれに慣れてしまうけれど、もしここぞという時に少なめに出すと、忘れらなれない印象になることがよくあります。

3. 感謝の気持ちを持つかどうかは選択次第

前述の通り、モーリタニアの雨によって、日本の台風などで苦しんでいる人を思い起こしました。そしてそこから、我々はいつも自然に生かせてもらっていることを忘れがちであるために、精一杯に生きる必要があるということに気づきました。

同様に、もし全てのものに限りがあるということを常に意識し続ければ、日頃から感謝の気持ちを持って生きていけるのではとも思いました(少なくともトライする価値はあるのでは)。

実際、グローバルな視点ではモーリタニアの雨なんてどうでも良いと思っている人ばかりだと思います(そもそもモーリタニアってどこという人が大半かと思います)。ただ、誰しもに共通するのは、とにかく何らかの苦しみを背負って皆生きているので、感謝の気持ちを持ち続けることで、少しは和らげることもできるので、些細なことでも意識を変えることで人生が少しでも豊かになるのではと思います。それは、さっき見た緑の木でも、空を気持ちよく飛んでいる鳥でも、面白い鳴き声の虫でも、なんでもいいと思います。大事なのは、変化やきっかけはどこにでも存在しており、最終的にはアンテナを広げて意識していくかどうか、つまりは我々の選択肢にかかっているかと思います。まぁ、常日頃意識するのは難しいけど、小さなことも少しずつ意識して苦しみを乗り越えてもいいのかと。「止まない雨はない」とも言いますし(モーリタニアではすぐ止みました!)。

今回の学び

今回学んだのは、モーリタニアの雨という本当にどうでも良いと思えるようなことからも、3つの教訓(ニーズ、ここぞというタイミング、そして感謝)を思い起こせるということ。 

最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこのブログが気に入った場合は購読お願いします。もしコメントや質問があれば遠慮なくどうぞ。良い学びを!

—————————-

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください