モンゴルの国家祝日、ナーダム

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相撲、射的、競馬、ナックルボーン・シューティング!それら全てを一つのお祭りで観られます!

モンゴルに来てから約2カ月が経ちますが、ほとんどこの国について書いていなかったことに気付きました。そして今回、国家主催のお祭り、「ナーダム」というトピックでデビューを飾ることを嬉しく思います。

先週末から、国全体がそわそわしていました。日本の正月、アメリカのサンクスギビング、チリの独立記念日18のお祭りと同じく、モンゴルではこのナーダム(革命記念日)がかなり重要な祝日になっているようです。そして多くの人がこのお祭りのオープニング・セレモニーをすすめてくれたので、何とかチケットを入手したいと思っていました。ありがたいことにモンゴル人の友人のおかげで、この競争率の高いチケットが自分の手元に届きました!

主にこのお祭りには、4つの競技が行われます。それらは (1)相撲、 (2)射的、 (3)競馬、 (4)ナックルボーン・シューティングで、このブログで簡単に紹介しておきます。

(1) 相撲
これはかなりシンプルで、膝や背中を地面につけば負け。日本の相撲のように、小さな円の中で行うものと違って、スペースの制限もありません。
実際、このモンゴル相撲について、聞いた話によると、8〜9ラウンドもあるということで、最初の方は皆が同時に戦うということだったので、全員が同時に戦うような天下一武道会の予選(20人いるとしたら、19人が敵)のようなものを想像していましたが、実際のところは、大勢が1対1のペアになって同時に開催するというものでした。
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(2) 射的
これもかなり単純で、的を矢で当てるというもの。ただ、相撲と同様、自分の想像とは少し違ったもので、ダーツのような的を射るというものではなく、地面に置いてあるものに当てるというものです。この競技で面白いなと思ったのは、的の周りに民族衣装を着た人が大勢集まり、的に当たった場合は、一斉に手を上げて合図をするという点です。その瞬間は「おー」という雰囲気に包まれます。
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(的を当てると、皆が手を上げます。)

(3) 競馬
これもモンゴル版といったものです。もし楕円形の競馬場で行うものが馴染みがあるという場合は、実際を見るとけっこう驚かされます。なぜならこの競技は外の大草原で行われる長距離レースだからです。そして、騎手は皆小さな子どもたちです(落馬なので怪我も絶えないため、この競技に関しては子どもの人権の立場からかなり議論になっていますが、やはり長いこと行われている伝統的なものなので、スルーされています)。

Mongolia, Bulgan province, horse race at the Naadam festival

(4) ナックルボーン・シューティング
「何なんだそれは。」と思われた方は他にもいっぱいいるはず。この名前を聞いたとき、これまた実際とは違ったものを想像していました。蓋を開けて見ると、どこか射的に似ていて、的である羊の骨を当てるというものです。大きな違いといえば、的までの距離は3〜4mで、ビー玉サイズのもの(これも骨?)を指で弾いて的に当てます。
子どものお遊びみたいなゲームですが、参加者や観客はシーンとなって真剣になっていたのには、こちらも興奮しました。

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(左:参加者、右:的)

総じて、このお祭りはかなり興味深いものでした。特にいいなと思ったのは、精巧な科学技術など一切つかわずとも、十分楽しめるということでした。加えて、コンサートやダンス、花火などのサブ・イベントも盛大に行われていたのもいい感じでした。

初めてのナーダム、楽しめて良かったです。
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今回から学んだのは、

何かを楽しむためには、テクノロジーは必要ないということを、我々は忘れがちなのかもしれない。

モンゴル相撲は一試合毎が長い上にかなりのラウンド数があるので、何か別のことをやりながら観戦した方がいいかもしれない。

今日から中国に行ってきます!

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