教室にラップを

率直にこのブログエントリーについてどう思いますか。
おそらく、中には「教室にラップ?冗談でしょ?」くらいに思うかもしれません。(*日本語訳にだけ書きますが、サランラップと誤解されたかもしれませんが、ヒップホップのラップのことです。)

さて、今日では、多くの国の教育システム(指導要領)の中に詩の読み書きが含まれています。中には日本のスタイルの短い詩といわれる「俳句」―伝統的には3つのフレーズ(5-7-5という日本の音の組み合わせ)に分けられ、季節を象徴する季語を含む―を教える国も少なくありません。かくいう日本の学生も、特有のルールや韻を含んだ漢詩を勉強することになります。 

要するに、詩はいろんなバラエティーに富んでおり、学校教育において様々な学びを促進させてくれます。そして、ヒップホップと教育の組み合わせの可能性を信じているもの(「ヒップホップ教育」参照)としては、ラップ(ヒップホップバージョンの詩)も例外ではありません。
更に、ラップは他の詩と違って、ビートにのって限られた時間で行うという点があるため、他のものよりも多くのスキルが必要となってくるように思います。

そのような背景の中、voila (!), ラップを教室に取り込んだいくつかの例を発見しました。その一つとして、「学生ラップコンテスト」が挙げられます。

おそらくもうご存知の方もいるかとは思いますが、自分はNYタイムズのファンでして、同新聞は世界の情勢を知るための情報に富んでいると思います。国際欄ともうひとつ自分のお気に入りがありますが、それは“学びのネットワーク(the Learning network)”のセクションで、多くの教育的マテリアルを紹介しており、そのうちの一つが「学生ラップコンテスト」でした。

コンテストやレッスンプランについての詳細は
「このリンク」でご覧になれますが、簡単に説明しておくと、以下のようになります:

  1. 生徒が書きたい内容の分野(世界情勢、医療、政治、芸術、etc.)を選び、その分野におけるNYタイムズの記事をいくつか読みます。
  2. 調べた内容を基に、12-16列くらいのラップを作ります(大事なのは、適切な言葉選びと、韻を踏むことです)。
  3. ビートにのってそれを表現する。

このアクティビティの利点としては、コンテストに参加しなくても、普通の教室でレッスンプランとして実施することができることです(そして生徒にあわせて、ルールを調整するのもありだと思います)。
これらの活動を通して、生徒はテーマにそって研究すること、適切な言葉を選んで韻を踏むこと、リズムにのって表現すること(リズム表現はスピーチ、音楽、ダンスなど様々な分野で役に立ちます)などを学ぶことができます。そして何より、言葉遊びはハマるとかなり楽しい活動です。

もっとたくさんの人がラップやヒップホップを通した教育の可能性を見出してくれるといいのですが。

もし同分野に興味があるという方は、「Flocaburlary」という、生徒がより学習に従事することを目的にした教育的なヒップホップビデオや歌をつくる団体もチェックです。

以下に添付するのは、最近の歴史的イベントをラップで表現した同団体のビデオすが、これらを見ていると、歴史や他の科目において学びや暗記を促進させる手段としてもラップは有効的であるように思えてなりません。

【Year in Rap 2013 (Flocabulary)】

【The Last 18 Years in Rap 1996 – 2014 (Flocabulary)】

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