タグ別アーカイブ: 料理

オーガナイザー (5) ー プロの料理人の経験から学んだライフスキル

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「3番テーブルの料理できたぞ!」「5番テーブルあと何分でできるんだ?」「7番早くしろ!

以前、料理人として働いていました。それまで色んなことやってきましたが、料理には特にハマりました。まさにゼロからのスタートで始め、いつの間にかミシュッラン星のレストランで自分の一品を出すまでには成長しました。そして、その経験が人生のターニングポイントにもなりました。

料理の道に入るまではスキルも知識も全くなかったので、料理というのは、(自分が持っていない他のスキルと同様)、全く未知で自分の手が届かない世界だなというイメージをもっていました。少し慣れてからは、色んな人から「どうやって料理人になれたの?」と、自分がさも難しいことをしている人かのように聞かれることが増え、少し昔の自分を見るかのようでした。それだけ料理というのは得体が知れない、かつ人を惹きつけるものがあるのではと思います。

料理は奥が深く、時間と訓練が必要ですが、ゼロからのスタートで料理人として客にサービスを提供できるようになることは十分可能です。料理を通して、美味しい料理を作るだけでなく、自分のモノの見方や考え方、そして(カバーイメージの通り)生き方について気がつくことができ、他の分野でも適応できるようなライフスキルを学びました。今回は、それらについて少し共有したいと思います。

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ココナッツミルクの作り方と使い方を学ぶ

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「お父さん/お母さん/先生、これってどうやって作るん?」

もしあなたが親または教師なら、子どもに色んなことを尋ねられますよね。そして知っているようで知らないことってけっこうたくさんあります。

私にとっては、何度も料理に使ってきて馴染みのあるものだと思っていたけどココナッツミルクの作り方がその一つでした(タイグリーンカレー、インドカレーまたはその他のココナッツミルクを使った料理は好きですか?)。それに、もし自分でココナッツミルクを作ると、普通に買うよりもかなり安くつくし、いろんあ用途があります。

ということで、今回は、ココナッツ(果物)を使ったココナッツミルクの作り方と使い方について共有したいと思います。  続きを読む

ありがとう納豆ーアフリカでも成功した自家製納豆の作り方

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一度触れれば、なかなか簡単には話さない。大体の人は、最初は苦手意識持つこともありますが、少しずつ感情移入し、遂にはそれなしには長期的にみて苦しい思いすらする。

なにそれ?愛?

それは納豆。大豆を特定の方法で発酵し、日本食の中では最も安くて健康的とも言えるもの(大体のスーパーで3パックで100円以下)。今回はなんで納豆なのか、そしてアフリカでも成功した自家製納豆の作り方を共有したいと思います。

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東京にてニューヨークを感じる

2016_02_14_NY and Tokyo

前回のブログを更新してから少し間が空きました。
実は、ここ2週間ほど、日本にいました(仕事@東京と、ほんのちょっとの休暇@大阪)。

東京はほとんど詳しくなかったので、今回、日本の首都を感じる機会となりました。それに加えて世界で最もダイナミックな都市であるニューヨークを実感する機会にも恵まれました。
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仕事ができる人

このできる人だなと思う人は、「何をやるべきか、何をやらなくていいかを知っている人」だと思います。
まず、「何をやるべきか」についてですが、とにかくいろんな選択肢や情報が日常に溢れています。選択するのが楽しみな時もありますが、時には「こんなに沢山の選択肢がなければいいのに。」と思いませんか?自分はそうです。

例えば、自分が通った高校は私服校だったので、毎日何を着ていくかの選択に時々疲れました。また、仕事場では、ちょっとした仕事が一気に押し寄せて、何から手をつけるか考えるのも少しストレスです。(実際は何から手をつけてもそんなに変わらない時が多いのに。)アイスクリーム屋で、いろんな味がありすぎてどれに手をつけたらいいか迷いませんか。

そこで、今回「おっ」と思うブログ記事を見つけました。その名も「もうすぐやるのではなく、今すぐやれ (Don’t do it now, do it right now)」筆者アリ ミ-ゼル氏は、どのように効率性を高めるかについて述べています。

彼の論点は、「日々の生活でとる多くの決断で我々は疲れ、ストレスがたまり、時間を割いているので、そのパワーと時間をもっとも大事なものに集中して使うべきである。そのためにはまずは意識的に選択しなくてよい環境を作るべきだ。」というものです。
つまり、そこまで大切でないものを無意識に行えるようなルーティーンや環境を意図的に作ってしまえば、わざわざ選択せずに実行することができ、余ったパワーと時間を大事なものに使うと良いということです。

そこでキーとなってくるのは、どのようにして、ルーティーンをつくるかです。
アリ氏が例にあげるのは、「銀行のアプリでを使って、給料のチェックをすぐに振り込む癖をつける」「朝食のシリアルや歯磨き粉、シャンプーのメーカーを固定する」等です。そうすれば、思ったより時間や労力をもっと大切なものに割くことができるといっています。
生活スタイルやクリエイティビティによって、やり方はいくらでもありそうです。

この記事を読んで、自分のシェフ時代で教わったことを思い出しました。
「いいか、優れたシェフというのは、おいしい料理が作れるだけでなく、すぐに使ったものを洗っていつでも次に備えることができる人だ。」

この教訓のおかげで、家で料理するときでも、食べる前に使った料理器具を洗う習慣がつきました。ご飯を食べた後、シンクに物がたまっているというのを見ることもありません。

また、この経験から学んで、早朝のランニングウェアをベッドのすぐ側に置き、朝起きては着用し、走りにでかけるという習慣も身につきました。朝起きてから「走ろうかな、どうしようかな、よし、走ろう!」という選択をする必要もなくなりました。
一方「やらなくてよいことを知る」というのも重要だと思います。

そこで自分が影響を受けたのは、
『Power of Less』(Lweo Babauta)
という本で、「しなくていいことはせず、やるべきことだけをシンプルにこなす」ということをうったえています。この本のおかげで、Facebookやe-mailチェックを頻繁にすることも無くなりました。

仕事ができる人は、「やるべきこと、やらなくていいこと」をしっかりと知っている人だと思います。

自分の次の目標は、プライベートのe-mailチェックを1日3回まで(やらなくていいこと)にし、メールを見た際にはすぐに返す(やるべきこと)癖をつけることです。癖をつけるためには、最低でも30日くらいは必要らしいです。つまり、最初が肝心。

効率性のために、どんなルーティーンをつくりますか?
関連リンク:
Don’t do it now, do it right now
The power of less

ディップの秘密

おいしいディップと不味いディップ、何が違うのか。

ディップ、作ったことはありますか?
チップスやパンにつけて食べるやつです。用途は様々。

材料は揃っているはずなのに、何か違う。
そう、ディップを生かすも殺すも、アレしだい。

料理人時代、コース用のディップを1年ほど任されていた時期があり、何度も試行錯誤を繰り返し、ディップの秘密に自分なりに気付きました。

アレとは、

 

塩です。
なんだ塩か、と思うかもしれませんが、ディップ自体に味があっても、あまり味がないパンやチップスにつけることが多いので、多少塩辛いと思う「塩レベル」じゃないと、何かにつけた時に味が消えてしまいます。

なかなか主役にはなれないディップ。
それなら名脇役目指そうじゃないか。

前回お伝えしたように、今回は、ワカモレ(アボガドのディップ)の作り方。何度か店やホームパーティで作ったところ、
「あのワカモレをもう一度食べたい」
と言ってくれる人がけっこういました。

今回(時々変わる)のワカモレの材料は、以下の通り

・アボガド
・シラントロ(パクチー)
・トマト
・玉葱
・ハラペーニョ
・レモン(またはライム)

・にんにく

え?生のにんにく?と思われるかもしれませんが、あるテクニックを使えば、とても香ばしくなります。
何をするかと言うと、

茹でるのです。

{茹でにんにくの作り方}
1.鍋に冷水とにんにくを入れる
2.火をかけて、沸騰したら、水を捨てる
3.1と2を三回繰り返す
すると、にんにくの臭みが抜けて、香ばしさだけがのこります。

これは、ワカモレだけじゃなくて、ドレッシングなどにも使えるテクニックです。
あとは材料を切って混ぜるだけ。

ビールがおいしい。
なかなか主役にはなれないディップ。

それなら名脇役目指そうじゃないか。
塩レベル、忘れないで下さい。