先延ばしが教えてくれること

2016_04_15 Procrastinate

概して人生とは決して平等ではない現実(理想はそうあるべきですが)の中でも、誰しもに平等に与えられたものがあります。それは時間です。

中には時間を上手に使う人もいれば、そうでない人もいます。誰しも、やるべきことと、特段やらなくてもいいことを持っていますが、前者を上手にできない人を「procrastinator(先延ばしにばかりする人)」と言います。それでは、どのように機能して、我々にどう影響を与えるのかについて見てみましょう。 

何故先延ばすのか
自分の例で言うと、最近新しいプロジェクトの担当になり、バタバタしております。というのも、以前と同じ限られた時間の中で以前よりも多くのことをしなければならないので、毎日何をするべきかしっかりと見極める必要が出てきました。1日の最初に優先事項を決めますが、突然大事な作業が入ってきたりするので、時には本当に大事なことを差し置いて、違うことをやってしまうこともあります(それは後で気づくので、学びとして残りますが)。

先延ばす人の頭の中がどのように機能しているか
お気に入りブロガーのTim Urbanさんによると、レベルの差をあるものの、我々は全て先延ばす人の考え方を備えているとのことです。最近出た彼のTEDスピーチで、それがどのように機能するかを説明しております。
このスピーチ、今までの中で最も面白く印象的なものの一つです。そして以前のブログ (“健康的な人生における制限“)で紹介したように、彼のブログを長いこと購読しています。なので、多くの人が彼のスピーチを気に入っているようなので、私自身も嬉しく思っています。

【先延ばす人の頭の中(Inside the mind of a master procrastinator) | Tim Urban】

このスピーチの中で、彼は先延ばす人の頭の中には以下の3キャラクターが存在するといっております:
(1) 何をするべきかわかっており、実行にうつす道理的な決断者;
(2) とにかく楽で楽しいものを望む、快楽主義のお猿さん;
(3) パニックモンスターという、(2)を驚かせて立ち退かせ、(1)をプッシュする存在

彼の主張としては、(3)は締め切りがあるときのみに存在し、多くの重要なケース(健康的な食事、運動、人間関係など)の締め切りが無い場合は存在しないとのことで、プッシュせずにずっと先延ばしにしてしまうことがあるので、気をつけるべきだというところです。

先延ばしが教えてくれること
先延ばしというのは悪者扱い(もちろん多くのケースではそうあることが多い)ですが、いくつか大切なことを教えてくれる可能性があると思っています。その条件としては、自分が先延ばしにしている(した)ことを実感することです(時には先延ばしにしていることにすら気づかないので)。少し掘り探ってみましょう。

1. 後味が悪くなることで、何が大切じゃないかを見極める
我々のほとんど(全てじゃないとしたら)にはやるべきことがあります。それでもYouTubeやFacebookを長時間見たり他の特に大事でもないことをやったりと、後味が悪くなることがあります(少なくとも自分には)。言い換えれば、その後味の悪さが教えてくれるのは、自分にとって大切ではないこと(先ほどまでしていたこと)をやっていたということで、そこから自分に大切なものは何かを考えるきっかけをあたえてくれる可能性があります(もちろんそのように分析する思考のアンテナを立てている必要がありますが)。

2. 時間は限られている
先延ばしにすればするほど、時間の流れを感じることはあります(というのも、楽しい方にいく傾向があるので)。ここから、時間とは限られているものだということに気づく可能性もあります(重複しますが、思考のアンテナを立てる必要があります)。

3. 創造力
先延ばしは、ものによっては必ずしも悪くないものにつながることもあるようです。ニューヨークタイムズ紙のある記事(英語)によれば、先延ばすことで、思考がいろいろなアイデアを模索し、意外性や創造性のある考えを思いつくことがよくあるとのことです。

つまり、上述の通り、我々は皆なんらかの形で先延ばしをすることがありますが、しっかりと思考のアンテナをはっていれば、教訓となることもあるようです。

今回学んだのは:
「時間」ー誰しもに平等に与えられたものーの使い方は、我々にとって何が重要であるか、時間は限られたものであるということ、そしてクリエイティブなアイデアを教えてくれることもある。

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