なぜ赤、黄、緑 ?

秋の紅葉は好きですか?

筆者はこよなく愛しています、そしてこの目であの美しい色の自然を見るためなら、夜行バスにの乗るのも、長時間歩くのも、山を登るのも苦ではありません。

なぜあの色の変化が好きなのかどうかと考えていると、おそらくあのの3色(以下、頭文字をとってあきみ3色と呼んでみる)に惹かれているのだろうという判断になり、思い起こせばブログや仕事で作る資料でもこの組み合わせを使うことが多いことに気づきました。このあきみ3色はラスタカラーや信号でも使用されています。

そこで、もしかしてこのあきみ3色に何か秘密があるのではと思いて色々調べてみました。すると、学びとは派生するものなのか、(1)色の仕組み、(2)ラスタカラーの由来、(3)信号の起源、(4)日本の色に対するコンセプトについて学ぶことができました。

(1) 色の仕組み

まず、色の仕組みについて調べていると、そういうば中学校の授業でこんなの習ったなーというのを見つけました。Kissmetricsは色チャート、色の組み合わせ、冷たい/暖かい(Cool/Warm)色などについて分かりやすく説明しています。以下の図を参考にすれば、デザインなどに有効活用できるのではと思います。
ただ、これらの表や組み合わせを見ると、特にあきみ3色が定番の組み合わせとなっているようには見えません(赤と黄色は、補色関係-Complementaryにあるようですが)。

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(2) ラスタカラーの意味 

あきみ3色はラスタカラーにも使用されています。ラスタといえば、ボブ・マーリー、レゲー音楽、ドレッドロックヘアーなどを連想させますが、エチオピアの国旗からきているとは知りませんでした: (国を守るために流された血を象徴)、(豊かな資源/金)、(肥沃な大地)
どうやら、ボブ・マーリーを含めたジャマイカ人はエチオピアを黒人の聖域、帰るべき場所とみなしていたようで、1960年代にはジャマイカ人のエチオピアへの移動が始まったようです。

ボブはラスタファリという宗教/哲学を信じており、その起源として、ジャマイカ人の「近いうちにアフリカの国で黒人の王が就く」といった予言が出された数年後、エチオピアでハイレ・セラシエ(就任前の名前はラス・タファリ)という王が現れたため、「黒人はアフリカの帰るべき場所に帰ろう」といったジャマイカ人によるラスタファリ運動が始まったとされます。

彼らの生き方(食べ物、髪型)や文化(音楽、信条)は深い意味があるようです。Rastafarianism & Jamaican Cultureによると、ラスタのルールの一部としては以下のものがあるようです:

  • 肉を食べない
  • ドレッドロックヘアーを切らない
  • 神は黒人だと信じている

これらを調べていると、生まれて初めてレゲー音楽を聴いてみようという気になりました。すると、ブログ作成や他の作業がはかどるような、うるさすぎ、かつ活発な気持ちのよい音楽だということに気づきました。

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(3) 信号の起源 

交通信号の色の起源は20世紀に列車で使用されていたサインにあるとされているそうです。最初に普及された信号は赤と緑(白が緑に変更)であり、後に黄色が「進め」と「止まれ」の間になる第3色目となりました。

それぞれの色の由来としては、
: 血を象徴し、危険→止まれ。
: 緑とは元来注意を意味することもあり、白や透明色が「進め」として列車に使われることもあったが、月や星の色で勘違いすることで、事故が起こるという事態が発生した。
: 黄色が注意として導入されることにより、月の光による誤解も、「スピード落とせ」として理解されるようになった。

(4) 日本の色のコンセプト(緑 vs 青)

思えば、日本の緑と青の関係は実に興味深いものがあります。例えば、以下の信号だと、信号と呼ばれます。

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Credit: Jorg Greuel Digital Vision Getty Images

なぜでしょうか。これは日本人は元来色盲の傾向があったということでしょうか。

もちろん答えはNoです。
Iromegane は日本の緑と青について詳しく述べています。有力説として、元来日本語では4色しか表現する言葉がなかった(白・黒・赤・青)とされ、緑に関連する色は、青(上の色彩チャート参照)と表現されていたとのことです。他の説としては、便宜上、色の3原色(赤・緑・青)に合わせて青が使用されたというのもあります。

最近では、混乱を避けるため、青色に近い色を信号に使う場所も出てきたそうです。

信号に加えて、他の緑のものも青と呼ぶことがあります:緑のりんご(青りんご)、緑の野菜(青野菜)、緑の虫(青虫)等。

また、日本では目新しいものや未熟なものを青で表現することもあります(例:「まだまだ君もあおいなー」は未熟者の意)。これは、文化が言語に影響を与え、また逆も然りといった言語の特有性を表している顕著な例ではないでしょうか。

上記のすべては、秋の紅葉あきみ3色から派生したもので、信号や信条、そして純粋に美しい色の組み合わせとして活用されています。

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秋の紅葉(赤・黄・緑)の美しさ、韓国はソウルにて

今回学んだのは、

一つのことから他のことで派生すること(秋の紅葉から色のシステム、ラスタカラー、信号や日本の色のコンセプト)で、「色々」な学びに繋がった。


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