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「日本の漫画/アニメが大好き!」 同様のセリフを外国人から何度も聞きました。 マンガ(コミック)が日本文化の大きな部分を占めていることは間違いありません。
「日本の漫画喫茶(インターネットカフェ)が大好き!」。 しかし、外国人からも日本人からもあまり聞くことはありません。
筆者の20年ほどの漫画喫茶(以下漫喫)歴から、漫喫はは多くのものを提供できると思っていますが、あまりその良さが知られていないように思うため、本記事ではそれが何なのか、どのように筆者は楽しんでいるのか、なぜお勧めするのかを説明します。 日本の漫画、文化、そして面白くてユニークな体験が好きな人に役立つことを願っています。 また、私が個人的にお勧めする漫画もいくつか触れたいと思います。
漫画喫茶とは
簡単に言えば、通常5万以上の日本の漫画(マンガ)がある洗練されたインターネットカフェ(昔はインターネット無し)、もしくはインターネット付きの有料の漫画図書館といったところでしょうか。 時間とスペースにお金を支払い(個室、ペアルーム、オープンスペースなどを含むさまざまなオプションと価格から)、ほとんどの漫喫はドリンクバー、シャワー/バスルーム、食べ物があります。 なので、滞在、仕事、そして生きるためにさえ必要なほとんどすべてを持っています(実際にそこに住んでいる人もいます)。 通常、漫喫は主要な駅の近くにあります。
以下、漫喫の写真例です(360度なので広い視野が見えます)。
Manga kissa 2 – Spherical Image – RICOH THETA
Manga kissa 2 – Spherical Image – RICOH THETA
価格は店やオプションによって異なりますが、一例はこちら(オープンシートの場合)
- 0.5時間:182円
- 3時間:891円
- 6時間:1010円
- 12時間:1319円
- 24時間:2646円
1週間のパッケージがある場合もあります。通常、割引用のクーポンもいくつか提供されます。
店によって色んなサービスがありますが、時には無料の食べ物(おにぎり!)を提供するところもあります!
漫喫の楽しみ方
- 日本でのご褒美:海外ではマンガを読んでいないので、一時帰国したら漫喫に行くというのが筆者の自信に対するご褒美です( 私は通常5-9時間パッケージを利用)
- ホテル:日本の他の都市に行くとき、私は漫喫をホテルとして使用することがあります。通常のホテルより安くてかなり実用的だからです。
- 時間をつぶすための最良の方法:数時間の空き時間があるとき、漫喫が近くにあればそこに行くこともあります。
- インターネット:インターネットを使用したり、容量の多いファイルをダウンロードしたりするときは、自分のパソコンを持っていって漫喫で大量ダウンロードします。
- 付き合い:主にマンガを読むことに重点を置いていますが、付き合いとして友人や家族と一緒に行くこともあります。
漫画喫茶に行く10の理由
以下は、20年の経験に基づいて私が考えるメリットです。それらのいくつかはあなたのニーズに応じて合うかもしれません。
- マインドフルネス:大声で話すことは基本的にあNGであるため、静かな空間でマインドフルネスを促進する環境があります。
- 生産性:プロダクティブなスペースになる店が多いため、漫喫で仕事をする人もいます。基本的にはwifiとパソコンが常置されています。
- 好きなだけ滞在できる:コーヒーなどを注文して滞在するといったスタバや他の場所では、(席が一杯な場合は特に)長時間居座ることに気後れすることもありますが、満喫は時間とスペースを選択して好きなだけ滞在できるので問題ありません。
- 喜び:マンガを楽しむことができるのは言うまでもありません。
- 文化:マンガは日本の素晴らしい文化であり、漫画・アニメ好きの人との話題のネタにもなるので、面白い漫画をチェックしておくのも日本の文化を知ることにつながります。
- 付き合い:一部の人は同意しないかもしれませんが、漫喫はデートや他の付き合いにも使用できます(大声で話すことはできませんが、一緒に時間を楽しむ1つの方法です)。
- 実用的:通常満喫はホテルよりも安いナイトパックがあるので、漫画を読めない外国人や、漫画好きまたは宿を探している日本人もホテルとして使うことがあります。もちろん、時間潰しに森用可能です。
- ミニマリスト:漫喫では古いものから新刊も楽しめますが、漫画を購入する必要はありません。集め始めると意外と多くのスペースを必要とするので、断捨離やモノを家で増やしたくないけど漫画は読みたいという人にはオススメです。
- クリエイティブ:ほとんどの漫画は白黒ですが、ストーリーと絵のみでクリエイティブに読書を惹きつけ、筆者もこれまで何回漫喫で笑い、泣き、感動したか覚えていないくらいインスピレーションを受けました。
- 学び:ほとんどのマンガは架空の物語を示していますが、豆知識や自分の知らなかった世界や知識なども学ぶことができ、ストーリーテリングの学びにもつながります。
最近のオススメ漫画
好きな漫画はここでは取り上げられないくらいありますが、最近のオススメ漫画を思いついたまま記載しておきます:
- ワンピース:ストーリーは特別な力を持つ海賊チームの冒険についてです。人気が出る理由もわかるほど大傑作(まだ連載中)で、創造的かつ情熱的なシーンでは何度も泣いたり笑ったりしました。
- キングダム:中国の春秋戦国時代が舞台。最終結果は秦が他の6国を征服するということは誰もが知っているのでネタバレはありませんが、そこに至るまでの数々のドラマやキャラクターの成長等は読者をぐっと惹きつけるものがあります。
- 進撃の巨人:これも人気漫画。壁の内側と外側の2つの世界と、人間を食べる巨人とそれらを退治する人間の2つの世界を、興味深くコントラスト調に描写しており、数々のサプライズがあります。
- Blue Giant:これは、サックスで世界ナンバーワンのジャズプレーヤーになるという夢を追い求める熱い日本人男性の物語です。主人公の純粋な情熱と努力は彼を新しい世界へと導き、シンプルですが刺激的な漫画です(特別な力や派手な演出、奇妙な生き物は関与していません)。
- ゴールデンカムイ:1900年代初頭の日本の北部が舞台。先住民族アイヌと戦後の兵士との冒険についての話で、最初はとっつきにくいかなと思ったものの、アイヌや当時の日本文化、生活、自然、歴史、動物等を学ぶという教育的な部分も示しながらも、滑稽かつ興味深い部分を時折盛り込み、怒涛のストーリー展開がされるので、かなりのオススメです。
- 約束のネバーランド:子供を食べる鬼(追手)と子ども等(逃げ手)の世界を示しています。色んなドラマを見せながらも、様々な視点(人間の脳の発達、創造力、世の成り立ち、努力とチームワーク)の大切さを学ばせてくれる作品。
- JOJOシリーズ:これは筆者が読んだ漫画の中でも最もクリエイティブな作品の1つだと思います。ネタバレはしたくないので詳しくは書きませんが、一読の価値は大いにあります(非常に長いので時間がかかりますが)
- ブルーピリオド:進路に悩みながらも絵を描くことに目覚めた元不良のドラマを描いたストーリー。人生の意義、努力や芸術の重要性、教育や友人関係に関しても学ぶことがあります。
- アサドラ:これは筆者の作家の一人(浦沢直樹)による新しいマンガです。舞台は第二次世界大戦後の日本。当時の家族と貧困の現実的な状況だけでなく、冒険的なドラマや実存し得ない生き物などを登場させながら現実と非現実的な世界を見事に混ぜた作品です。
- 今回書ききれなかっただけで、面白い漫画はもっとあります!
今回の学び
日本の漫画(アニメ)は世界中で人気となっている一方、漫画喫茶の良さは外国人はもちろん日本人にもあまり馴染みがないかもしれませんが、満喫は、文化的・教育的・道楽的な経験を提供してくれ、実用的や生産的な空間でもあり、学びの宝庫です。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。もしこのブログが気に入った場合は購読お願いします。もしコメントや質問があれば遠慮なくどうぞ。良い学びを!
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