家庭菜園の初心者として学んだ12の失敗/学び

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よし、何か植えよう! ……でもどうすればいいの?

これはまさに昨年の筆者の状況です。家庭菜園に関する本を何冊か読んで、基本的な論理を理解したと思いこみ、それから実践に移りました。しかし、いつものように、理論を知ることと実際に何かをうまく行うことは大きな違いがありました。

この記事では、私が家庭菜園で経験した12の失敗/学びを共有します。それらが家庭菜園初心者に役立つことを願って、そしていくつかの学びが他分野にも適用されれば幸いです。

サイモン・シネックが彼の本とTEDトークで述べたように、私たちが何をするにしても「なぜ」それをするかを知ることは不可欠です。家庭菜園の意義については、過去の記事をどうぞ:
家庭菜園を始める10の理由

[家庭菜園の初心者として学んだ12の失敗/学び]

プランター

ほとんどの家の園芸環境には大きな土地がないため、プランターを含め、植えるには特定のスペースが必要です。人間と同様、植物はそれぞれ成長が異なり、種類に応じて自由に成長できるように、深いものまたは広いプランターが必要です。私が最初に犯した間違いは、キュウリ、トマト、オクラなどのかなり縦に成長する植物においても、最も安価で小さなプランターを使用するという、場違いなアプローチでした。

私が読んだ本の多くは、土が栽培の主な成功要因であると述べました。プランターと同じように、私の間違いは、各植物が異なるタイプの土壌を必要とし、通常は特定の比率の土を混ぜたものが必要であることを無視していました。一番安い土を買って全ての植物に使ってみたところ、バジルやシソなどの比較的簡単に育ちやすいものには効果がありましたが、他の繊細な植物には効果がありませんでした。また、追肥に関しては完全に盲点で、植物のいくつかがうまく育たなかったもう一つの理由でした。

種蒔き

繰り返しになりますが、それぞれの植物は異なって成長するということをあまり意識していませんでした。ここでの間違いは、できる種を蒔き、盲目的に多け​​れば多いほど良いと信じていたことでした。その結果、限られたスペースに必要以上の種が蒔かてしまい、かつてニューヨークで出会った移民の友人(小さな部屋を10人と共有して大変な思いをしていた)を思い出しました。

時期

私は去年の5月頃に家庭菜園を始めました。この時期は、一部の植物には適していましたが、他の植物には適していませんでした。繰り返しますが、すべての植物は異なって成長し、異なった時期を必要とします。

水やり

水が多ければ多いほど良い。これは私がいくつかの植物を殺してしまった主な間違いの一つでした。たくさんの水を必要とする植物もあれば、そうでない植物もあります。水の逃げ道があることもとても大事なので、プランターの底に石を敷いたり、下に受け皿を置いたりして工夫します。

雨季からの保護

同様の理由で、雨季に曝された多くの植物が死にかけてしまい、なんとか水の浴び過ぎから保護する必要がありました(以下の写真は簡易的保護対策で、何度も失敗しました)。

太陽

多くの日光を必要とする植物もいれば、そうではないものもあります。また、午後の西日が強いということも学びました。都会の家は他の家に囲まれた構造の影響を受けるので、これについてはどうしようもありません。そのため、太陽が当たる場所を調べて、どの植物をどこに置くかが大切になってきます。

間引き

出芽後、植物が成長し続けるために、いくつかを間引く必要があります。これはどういうことかというと、ある植物を生かすために、他を取り除いて殺してしまうことで、最初はどうしてもこれができませんでした。死者が続出してきたところで、やむを得なく間引くことを学びました(以下は悪い例)。

摘芯

これは目から鱗のテクニックで、全く知りませんでした。葉の特定の部分を取ると、植物がより成長するように刺激されます(枝の一部を取ると、そこから複数の枝が育つ)。これは、いくつかのハーブ(バジル、ミントなど)を摘み取って食べながらも、後々により多くの収穫物が手に入れることを意味します(以下、参考写真)。

湿度と風

湿度と風が重要であることも、多くの犠牲者を出してから気づきました。一部の植物は特定の湿度や風通しのよい環境を必要とします。

コンパニオンプランツ

人間と同じように、ある植物は特定の植物と仲良くして生き残り、繁栄します。一例はバジルとトマトで、前者は大量の水を必要とし、後者は反対です。両方を同じプランターに入れることで、お互いが支え合い、より良く成長します。

私は有機園芸が家庭菜園の醍醐味だと盲目的に思っており、農薬を使う理由が全くわかりませんでした。もちろん今でも有機菜園が好きですが、育てている植物の周りに虫がどんどん出てくることにかなり苦労し、大変さを学びました。室内で育てていた植物にさえ大量の虫が発生し、取り除くのは非常に困難でした。有害な虫を避けるためのいくつかのテクニックがあることも学びました(害虫を殺す虫を引きつける、コンパニオンプランツ、水耕栽培等)。


シソも虫の被害を受けました。


室内栽培でも大量の虫が発生!

まだまだ考慮すべきことがあるとは思いますが、とりあえずはこれらが最初の家庭栽培から得られた間違い/学びです。栽培には時間がかかるので、一度殺すと次の季節/年を待たなければならないことがあります。植物はすべて異っており、敏感であるため、ガーデニングはより魅力的で貴重なものになります。おそらく最初の年は次の年のための学びの年(やりながら学ぶ)になる運命なのかと思いますが、先人(私のレッスンを含む)から学ぶことで、少しでもうまくやることができるのではないでしょうか。また、非常に多くのものが相互に関連しているため、自然のエコシステムがいかに複雑ですばらしいものであるかについても教えてくれました。

ハッピーハウスガーデニング!

今回の学び

物ごとに特性が異なるため、家庭菜園は一方的なアプローチでは機能せず、とにかく実践して間違いを繰り返すことで、植物や母なる地球のエコシステムについて多くのことを学ぶことができた。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。もしこのブログが気に入った場合はメール登録お願いします。もしコメントや質問があれば遠慮なくどうぞ。良い学びを!

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