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ジャンボ! マンボ! ワカワカ! ハクナマタタ!
どれもアフリカ絡みの言葉ですが、どこかで聞いたことがある人もいるかと思います。 恥ずかしいことに、アフリカに行く前は「これぞアフリカ」といった典型的なイメージを勝手に持っていた筆者ですが、西アフリカと東アフリカに2年以上住んだ後、今なら自信を持って言えます:
アフリカは広くて多様性が半端ない!
他の学びでも同じように、アフリカのごく一部について知ればしるほど、アフリカの大きさ、多様な文化や複雑な社会について決して一般化できないことに気づき、まさに誰もが「自分のアフリカ」を持っているのではと思うようになりました。 アフリカ全体についてまとめて話すことは不可能ですが、筆者の「自分のアフリカ」からのいくつかの学びを共有したいと思います。
なぜアフリカなのか
なぜアフリカに来たかったかというと、こちら (人生のターニングポイント) で詳細で既述の通り、ヒップホップ、音楽、現代美術、人間の起源だとされるアフリカを知っておきたいということで、まさに憧れの存在でした 。
なぜ西アフリカなのか
この広大な大陸の中で、私は西アフリカをためらうことなく選びました。というのも、チリにいたころから続けてきた独学のフランス語を伸ばすためです(その後、モンゴルに移ってからも続けていましたが、練習する機会に飢えていました)。
第1章:モーリタニア
モーリタニアは私がアフリカで最初に住んだ国でしたが、これは選択と偶然の賜物です。私の仕事の赴任地としてフランス語圏を選択した場合、選択肢はモーリタニアのみであり、それまでまったく聞いたことがなかった謎の国に行くことになりました。
住んで働いてみて気づいたことは、モーリタニアは多くの点で大変でしたが、言語、イスラム文化、難民キャンプでの生活、サバイバルとウェルビーイングのスキルなどを含む多くのことを学びました。 (詳細はモーリタニアから得た20の学びにて)
第2章:ケニア
モーリタニアからケニア(アフリカの極西から極東)への移動はこれまた仕事の機会によるものでしたが、これによって救われた気がします。 モーリタニアでの厳しい状況(気候、生活状況、心身のウェルビーイングを崩す等)を経験したおかげで、ケニアの素晴らしい環境(涼しい気候、環境、緑と動物、食材やその他の基本的な製品の入手が可能、新たな学びの環境(ポルトガル語とグラフィックデザイ開始)等)を堪能することができました。 パリやニューヨークといった便利な場所からナイロビに来た人の中にはそういう印象やありがたみを持っていなかった人がほとんどでした。ケニア着任後に得たインスピレーションは以下の絵にまとめました。詳細はこちらにて:アフリカにおけるもう一つのターニングポイントから得た7つの学び。
アフリカから持ち帰った5つの学び
東アフリカと西アフリカに住み、中央アフリカと南部アフリカの国のために仕事をする機会があったので、アフリカを知ってみたいという私の最初の夢が、少しだけ実現しました。 しかし、重複しますが55の国と2,000以上の言語があるアフリカについて学べば学ぶほど、この大陸の多様性に気づきました( 1つの国でさえも、まったく異なる言語や文化が混在しています)。
今回はアフリカを離れることになりましたが、人生の次章に持ち帰りたい5つの学びは以下の通りです(将来、別のアフリカの章もあるといいのですが)。
- 感謝
これは最も大切な学びでもあり、一つ目に浮かびました。我々の生活は多くの人々や自然から与えられ、支えられています。飲む水、食べ物、呼吸する空気があるというのはただただ素晴らしいことであり、今後もシンプルなものや周りの人々に感謝することを続けていきたいと思います。 - 生涯学習のための日々のルーティン
人生とは、それぞれが毎日すること/しないことで構成されており、日々のルーティンと学び意欲さえあれば、学ぶ機会はどこにでもあるので、常に意識して行動することが大事である。 - 幸福と休息
正直言って、ウェルビーイング休息の価値を過小評価していた自分がいました(それらを何度か失うことで大事さに気づきました)。持続的に走り続けるためには、心身の健康と休息の手入れをしていくことが不可欠です。 - オーディエンスに基づいたアプローチ
アフリカの多様性から、全ての人、町、文化、国などがとても異なっていることを学び、一つの考え方を皆に強要するのではなく、オーディエンスに基づいたアプローチをとることを続けていきたいと思います(これはは他の多くの物事にも役立ちます)。 - 人生はタフだが決して悪くない
アフリカ(特にサハラ以南)は間違いなく経済的に最も貧しい大陸ですが、人々はタフで、生活をしながらも踊りや歌、笑いを楽しんでいます(おそらく日本人以上)。ということで、生き方・考え方次第では、困難の状況下でも人生は良いものになるということを学びました。
まとめると、以下の絵が私のアフリカの集大成です(経験を一つの絵にしてみました)。多くの色を使用することも私のアフリカからのインスピレーションです:)
今回の学び
私が憧れていたアフリカ大陸(西と東)に住んで仕事をすることで、感謝の気持ち、日常のルーティン、ウェルビーイング、オーディエンスに基づいたアプローチを保つ、そして困難にもかかわらず人生を楽しむことを学びました。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。もしこのブログが気に入った場合は購読お願いします。もしコメントや質問があれば遠慮なくどうぞ。良い学びを!
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