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追加:この記事はモンゴルシリーズの最後(part 1, part 3. part 4 part 5 を参照)。
さあ、チリ出発を決意し、いざモンゴルへ!
とチリ出発の準備をしたものの、やはり地球の裏側ということもあって、チリからモンゴルに直接行くよりは、一度日本に一時帰国して体制を整えることに。チンギス・ハーンでもしっかりと戦闘に備えていたからこそモンゴル帝国を築いた(のだろう)から。
チリを出るときは、とにかく大事な人と会っては食事をすることに徹した。もちろん当時は、チリで当たり前のように食べていたアボカド(チリでは「パルタ」と呼ぶ)や海産物、ワインなどがそこまで貴重なものとは思っておらず、特に海産物に関しては、日本で生まれ育ったこともあり、そこまで珍しいものとは思っていなかった(その後の3年間、内陸国の洗礼をことごとく受け、改めてサーモンやウニのありがたみに気づく)。
やはり健康もパルタもサーモンも失って初めて気付くもんだね、と。
さて、今回はモンゴル到着までを綴ります。
永住権
とその前に、そして失いたくないものの一つといえば、チリでとった水戸黄門の印籠といわんばかりの、永住権。1年後のこともわからない自分に、永住権なんてと思ってはいたけれど、特典としてついてくるのが、日本の新幹線が乗り放題になる電車のパス「JRパス」を購入できる権利です。このパス、基本的には外国人専用でかなりお手頃価格でお得なので、日本人としては喉から手や足が出るくらい欲しがるものですが、海外の永住権を持っていると購入できるという裏技があります。正直、これ・・・お得です。いや・・・一度買ったら中毒になるくらいお得です。
日本とJRパス
JRパスを使ってみた感想。
まさかここまでとは!!!
一週間しかなかったけれど、新幹線使い放題で大阪から東京、青森、北海道、秋田、名古屋、京都、そして大阪に戻るというまさにSuper Bulletという新幹線ならでは。
以下は新幹線の切符(一週間ということをお忘れなく)詳しくは過去ブログ「アンテナとJRパス」にて
韓国
さて、日本で充実した旅を終え、いざモンゴル!と大阪を出るものの、韓国で乗り継ぎが5時間くらいあった。「長期乗り継ぎがあれば攻めろ、とにかく攻めろ」とチンギス・ハーンがこの世にまだいれば言っていたであろうということで、空港から出て攻めることにした。
参考までに、過去ブログ「長時間トランジットの際の一人旅ガイド(ソウル編)」
飛行機
さあ次こそモンゴルへ!
機内の中では、アメリカの大学院に通っているモンゴル人と隣になり、この方と今後も仲良くなるとは思っていなかったが、かなりお世話になる。
モンゴル到着
予定より遅くモンゴルにつき、深夜になっていたにもかかわらず、新しい職場のスタッフとドライバーは自分の名前入りのA3サイズの紙を掲げて暖かく迎えてくれた。モンゴルのおもてなしを初日で味わうことができた、2015年5月16日。
日の出る国よりも日が長い国、モンゴル
日本は日の出る国として知られている。そんな国の出身である筆者が、まさかモンゴルでは夜10時をこえてもまだ太陽が出ていることに驚きを隠せなかった、2015年5月17日。
そしてモンゴルでの挑戦が始まろうとしていた。いや、すでにモンゴルに辿り着く前にいくつかの試練があった。
今回の学び
移動の一つ一つを噛み締めて、とにかく動き、人と出会い、小さな違いを楽しめば、人生は豊かになる。それがJRパス、飛行機の乗り継ぎ、機内での雑談というきっかけがあったとしても。