English, Español, Français, 日本語
2018年、ベストを尽くしたそこのあなた!2019年は何かの変化を起こす、または何かの向上に励むあなた!ということで、すぐさま新年の抱負決めに飛びつくのも納得できます。
減量、外国語習得、試験に合格、就職/転職、等様々ありますよね。
ただ、ここで一つ残念なお知らせがあります(木製の机をノックしています)。。。
新年の抱負を掲げた100人のうち92人は達成しないという衝撃の結果(つまり達成するのは8%のみ)があります。もしそれが本当なら、抱負決めの何かがおかしいに違いない!
ということで、今回の記事で言いたいこと「抱負達成のためには目標よりも習慣の設定」を通して、この残念な統計結果を改善させることに貢献できれば幸いです(長期スパンでね)。
目標よりも習慣を
目標設定なんてやめてしまえ、といっているわけではありあません。実際、過去を振り返って新しいゴールを定めるのは新年というタイミングが最適だと心から思います。ただ、ほとんどの人(92%)が失敗しているのも事実。よくある間違いとしては、とにかく結果を求めてしまい、結果に至る経過に自分をどう置くかについて考えないことだと思います。例えば、10kg減量が目標だとします。とにかく頭の中を10という数字で埋めるよりは、消費(運動)と蓄積(飲食)のバランスを整えながら、まずは1g、10g、100g、1kgと長期プロセスで減らしていくしかありません。
そのため、今回のポイントは(重複しますが)「目標設定だけでなく習慣付け、そして前者(結果)よりも後者(過程)に注力すること!」目標という目指す方向に向けて努力する習慣がある限り、遅かれ早かれ目標は達成できます。もしかして一年が終わる前、または後に達成できるかもしれませんし、途中で目標の変更もあるかもしれません。ただ「これだ!」と決めたエリアの中で向上している限り、成功と言えるのではないでしょうか。例えば、今年で8kg落として、来年で5kg落とす方が、今年で11kg落として(目標達成)来年5kg増量(リバウンド)するよりよっぽどましだと思います。もちろん、ボクサーなどの特殊な体重が必要な人は別ですが・・・
実際、この習慣付けを重視する抱負決めは2015年から徹底するようにしており、実際毎年何らかのレベルアップをしているかと思います(詳しくは過去の記事を).
習慣の設定の仕方
端的に言うと、(目標と習慣設定を含めた)抱負決めには2点大事なポイントがあります;過去から学び、自分に必要な目標と習慣を決める、以上!
それでは筆者の例を見て見ましょう。
目標: 設定しているのは、「心身ともに健やかにいることで幸せになること」です。あえて漠然で柔軟なように設定しているのも、目指すべき方向に至るに適したいろんなアプローチがあることを学んだからです(十人十色ですが)。
主な習慣エリア: 過去の教訓から、主な3つの習慣エリアは2017年からそのままです: 健康、学び、クリエイティビティ
習慣の設定/継続: 大事なのはここ。これが特定の習慣で、毎日・週・月実施するもので、SMART-Fである必要がありますーSpecific (具体的)、Measurable (測定可能)、Attainable (達成可能)、Realistic (現実的)、Timely (適時の)に、「F」, Follow-up (フォローアップ)を加えたもの。習慣というものがどう機能して、どうやって変更するかについては、この記事がおすすめです。
そこで、習慣の2つの例(良い例・悪い例)を見て見ましょう。ちなみに両者とも筆者の例です。
悪い例:健康になりたい(目標)から、とにかく体にいいものを食べる。健康万歳!
良い例:健康になりたい(目標)から、毎朝6:30に起きて運動し、朝ごはんはフルーツとヨーグルト、昼は毎回野菜を入れて、夜はノンアルコールの日を週に一回は作る。食べるときは、少なくとも20噛むことで、ペースを落とし、じっくり味合う。また、朝運動してその日のパワーを蓄えるためにも、22:00くらいには寝るようにする(そして寝る30分前には睡眠の質確保のため、スクリーンを見ないようにする)。もちろん、毎月のフォローアップも欠かせない。
後者の方が明らかにSMART-Fですが、なかなか大変そうですよね。安心してください(履いてますよ!ってもう古いか・・・)、習慣になると、考えずに実行することができます。
過去から学ぶ(2018)
個人的には、健康・学び・クリエイティビィティの習慣を(若干改善の必要ありですが)継続することができた一年でした。少し2018年のハイライトを見てみましょう。
健康
- 毎日3Eを実践した(Eat well (健康的に食べる)、Exercise well (よく運動する) そして Energize well (よくエネルギーを蓄える、主に睡眠とマインドフルネス)。
- 両親・家族と2度温泉に行って楽しんだ
- 10カ国に行きいろんな人と出会った:日本(屋久島を含む)、モンゴル、ネパール、チリ(第3の故郷)、モーリタニア(難民キャンプと砂丘含む)、アメリカ(第2の故郷、ニューヨーク)、モロッコ、スペイン、フランス、セネガル
- ハーフマラソンをチリで完走
学び
- アフリカに引っ越し(モーリタニア)
- 転職
- フランス語の上達(会話と書き)
- エモーショナル・インテリジェンス(EQ)を学ぶ
- 300冊以上の本を捨てる方法を学ぶ
クリエイティビティ
- モンゴルにおけるヒップホップ教育プログラムの終了
- 教員養成のクリエイティブ教育に関する研修教材を作成
- 日本の栄養雑誌に記事を掲載
- 自家製の酒、納豆、多国籍料理をアフリカで作る
- 絵(新しいツール)や自分が撮った写真を含めたブログ記事20部を掲載
- 日本のテレビ番組の依頼により、当時までの自分の人生の生い立ちを作成
とにかく2018年は移動だらけでしたが、2019年は土台を固めるイメージで向上したいと思います。
2019年の抱負
ということで、過去の教訓から2019年の抱負を設定しました。とはいっても、目標と主な習慣エリアは同じで、具体的な習慣はほぼ変わりはありません。新しい変化はというと・・・アラビア語が参入したこと等。もちろん、それに関しても大きな変化は求めてませんが。
正直に言います。これ以上増やしたくありませんでした。というのも、過去から「少ない方が良い(less is more)」という信念に基づいて、一つ一つに集中する必要があるからです。ましてやマルチタスクなど存在しないと思っています(何か違うことをすると、集中力を取り戻すまで23分もかかるという研究結果が出ています)。
ということで、今回の記事が新年の抱負設定(すでにもう定めている人もいるかとは思いますが)の参考になれば幸いです。もし他の提案や、「こんなのはどう?」みたいなのがあれば共有ください。
結局、そこのあなた!今年の抱負は何ですか?(研究結果として、豊富を人にシェアすればするほど達成率が上がるそうです)
今回の学び
過去からの教訓として、成長するためには、目標を設定するよりは習慣を身につけて継続させる方が効率的であり、モニタリングやフォローアップもとても大事なものである。
最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこのブログが気に入った場合は購読お願いします。もしコメントや質問があれば遠慮なくどうぞ。良い学びを!
—————————-