松の実

先日、出張から帰ってきたら、机の上にアレがお土産として乗っていました。そのアレのおかげで、馴染みのないプロセスを通して馴染みのある二つのもののつながりました。

それは松ぼっくりでした。

端的に言うと、そのリンクの逆側は松の実でした。

8−9年前に料理を始めた時、ジェノバ・ペスト(バジルを使った緑のソース)を作るために始めて松の実と出会いました。それからというもの、いつもソースを冷凍庫に置いています。

机の上の松ぼっくりの話に戻ると、その間のプロセスを見たことがなかったので、この大きな茶色いものが、ベージュの小さなものにどう繋がるのかピンときませんでいた(知識としては知っていましたが)。ましてや、モンゴルにて松ぼっくりから松の実をどうやってとるかを学ぶとは思ってませんでした。Pine nuts 9

Pine nuts 5

今回、同僚にそのやり方を教えてもらいましたが、2つのステップがあるようです:
(1). 松ぼっくりの先っちょをとっては、松の実(皮付き)をとる(写真左)。
(2). 松の実の茶色い皮を取り出し、ベージュの松の実を出す(写真右)。
難しいのは(2)で、松の実を壊してしまうようにするにはテクニックがいります。何度か試行錯誤を繰り返した後、丸い部分を上からカリっと噛むと、中身がきれいにとれます。

Pine nuts 3 Pine nuts 4

ほんのわずかの松の実をとるのに30分くらいかかり、どうしてあんなに値段が高いのかが身をしみてわかりました(写真下)Pine nuts 2
ただ、今回で馴染みのある二つのもの(松ぼっくりと松の実)のつながりができたので、今日ジェノバ・ペストを作った時、前回とは違ったありがたみがありました。

せっかくなので、以下に簡単にジェノバ・ペストの作り方の説明をしておきます。このブログを書き始めた時は、もっと料理の話をしていたのを思い出しました。

1. 松の実を炒る(今回の松の実の量は少なかったので、市販のものを使用しました)
Pine nuts 6 Pine nuts 7
2. 松の実を冷めさせているときに、ボウルにバジル、パルメザンチーズ、オリーブオイル、塩コショウを入れておきます。

3. それから炒り松の実を混ぜて、フードプロセッサーで混ぜると出来上がり。後は冷凍庫で保存するか食べるかです(以上、端的な説明です)。基本的にはいつも冷凍庫にいくつか忍ばせています。
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このソースのお気に入りの使い道は、ジャガイモや鶏肉とあえて、パスタに絡めることです。 
Pine nuts 1

とにかく、今回の経験は興味深いものでした。というのも、松の実にしても、動物にしても他の商品にしても、最近は身近なものがどのようにしてやってくるか、なかなか知る機会がないということを再認識しました。

今回学んだのは:

馴染みのあるものがどのように、どこからくるかを理解したときは、そのつながりを知ることになり、ありがたみを感じることになる(この概念は、現代教育にも活用されうるものだと思います)。

 バジルをモンゴルで探すのは苦労しましたが、結局のところ、他の似たような緑の葉っぱとの違いを見分けるのは、匂いを嗅げば一発だということでうす。

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