抱負 VS 習慣

2015年の6分の1が早くも過ぎ去りました。ということはあと6分の5しか残っていません(ポジティブな人は「まだ6分の5もある」と言うかもしれません)。この2ヶ月間はどうでしたか。

個人的には、自分自身に警告しなければなりません。というのも、年始に決めた抱負に関して、(コードを学ぶ等)殆ど手をつけていないものがあるからです。そして、A長距離走のポストでも述べましたが、最初のスタートが一番やる気もパワーもあるので、その後にスピードアップは難しいといういうのと、6分の1を過ぎれば、大体この先に何が起こるか大体予想できます。もちろん目標を達成するために頑張って変化を起こせば別ですが。まぁ、明らかなのは、これらが当てはまるのは自分だけではないようです。

Scranton大学の研究 によれば、10人に約5人が目標をたてて、目標をたてた10人のうち4人が2月までに諦めてしまい、時間がたてば更に挫折する人の数が増えるそうです。
ということで、今回のブログエントリーのポイントは、頑張って目標を達成させるためにも習慣のメカニズムを理解するという点です。

過去のエントリーで習慣(ルーティーン)について数回書きましたが、良し悪しはありますが、生活にかなりの影響力をもっています。特に悪い習慣に関しては、変えたいと思ってもなかなか変えられず、結局続けてしまうということが多いようです(職場でのソーシャルメディア、ダイエット中のお菓子やデザート、喫煙、飲酒、ドラッグ、ギャンブルなど)。言い換えると、もし習慣の性質をしっかり理解できると、もしかして変えることも可能なのかもしれません。


この点に関して、「The Power of Habit: Why We Do What We Do in Life and Business(習慣の持つ力:なぜ我々が普段生活や仕事でしていることをするのか)」 (Charles Duhigg, 2012) という本は脳科学・神経学の観点から何百ものインタビューや何千もの論文や研究をもとに、どのように習慣が機能するのかについて分析し、いろんなケース(仕事、スポーツ、独立運動、日ごろのルーティーンなど)を紹介しています。

この本によると、習慣―我々が選択するほとんどの行動―はじっくり考えられた結果の産物ではなく、そして習慣ループという決まったパターンがあるといっています。そしてこのパターンは3つの要素、きっかけ、ルーティーン、報酬 (cue, routine and reward) から成り立つとのことです。そして一度習慣ができると、完全になくすことは無理ですが、交換はできると述べています:きっかけと報酬を保ちながら、ルーティーンを入れ替える。

それでは以下に、自分自身の経験で述べてみます。
基本的にビールを飲むこと(ルーティン)が普段多い筆者ですが、きっかけや報酬について考えることはほぼなかったので、分析した結果、おそらく炭酸もしくは喉の渇きを潤すといったことでリフレッシュするを求めており(報酬)、ビールを飲みたいときは大体、ストレスが少し溜まっている夜の場合(きっかけ)が多いことに気づきました。そこで実験的に、ビールのかわりにソーダもしくはお茶を飲んで入れ替えてみたら、けっこうビールと変わらずにリフレッシュでき、ビールを飲みたいという欲求が失せることに気づきました(本のアイデアをもとに作った以下のグラフ参照)。

実際、習慣に関するたくさんの研究、ブログ、本が出ていますが、それは我々の生活に習慣が及ぼす影響力の強さ、そしてまだまだ習慣に関して知らないことがたくさんあることを示しています。
自分はブログ執筆(ルーティーン)を土曜日の朝(きっかけ)に行い、学び、公開したときのやりがい、そしてフィードバック(報酬)につながります。もしもっと頻繁に書きたい(違うルーティーン)と思った思う場合は、新たなきっかけと報酬を自分の中で作り上げる必要があるんだろうと思います。この要領で自分の目標も達成しようと思います。そして、習慣を新しく作ったり、違うものと入れ替えたりする手段の選択肢はたくさんあると思います。

皆さんはどんな習慣ループ(きっかけ、ルーティーン、報酬)をもち、どのように新しいものを作成、または入れ替えますか。

習慣のメカニズム(きっかけ、ルーティーン、報酬)を理解して分析した後は、変化を起こせると信じ、ひたすら続けて自分の習慣と戦っていくのみだと思います(少なくとも新しい習慣を身に着けるには30日が必要だといわれています)。

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