ディップの秘密

おいしいディップと不味いディップ、何が違うのか。

ディップ、作ったことはありますか?
チップスやパンにつけて食べるやつです。用途は様々。

材料は揃っているはずなのに、何か違う。
そう、ディップを生かすも殺すも、アレしだい。

料理人時代、コース用のディップを1年ほど任されていた時期があり、何度も試行錯誤を繰り返し、ディップの秘密に自分なりに気付きました。

アレとは、

 

塩です。
なんだ塩か、と思うかもしれませんが、ディップ自体に味があっても、あまり味がないパンやチップスにつけることが多いので、多少塩辛いと思う「塩レベル」じゃないと、何かにつけた時に味が消えてしまいます。

なかなか主役にはなれないディップ。
それなら名脇役目指そうじゃないか。

前回お伝えしたように、今回は、ワカモレ(アボガドのディップ)の作り方。何度か店やホームパーティで作ったところ、
「あのワカモレをもう一度食べたい」
と言ってくれる人がけっこういました。

今回(時々変わる)のワカモレの材料は、以下の通り

・アボガド
・シラントロ(パクチー)
・トマト
・玉葱
・ハラペーニョ
・レモン(またはライム)

・にんにく

え?生のにんにく?と思われるかもしれませんが、あるテクニックを使えば、とても香ばしくなります。
何をするかと言うと、

茹でるのです。

{茹でにんにくの作り方}
1.鍋に冷水とにんにくを入れる
2.火をかけて、沸騰したら、水を捨てる
3.1と2を三回繰り返す
すると、にんにくの臭みが抜けて、香ばしさだけがのこります。

これは、ワカモレだけじゃなくて、ドレッシングなどにも使えるテクニックです。
あとは材料を切って混ぜるだけ。

ビールがおいしい。
なかなか主役にはなれないディップ。

それなら名脇役目指そうじゃないか。
塩レベル、忘れないで下さい。

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