タグ別アーカイブ: アフリカ

虹の国モーリシャスから多様性を学ぶ

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「へー、そりゃまた、心地よさそうなリゾート島国に住んでいたんですねー。」

以前に西アフリカのモーリタニアに住んでいたと伝えたときに、多くの人がモーリシャスと勘違いして↑のようなことを言った。まぁ、モーリタニアの前に住んでいたモンゴルでは、モーリタニア もモーリシャスも全く知らなかったので人のことは言えない。唯一の共通点は「モ」がつくくらい(そして今は「モ」ザンビークに住んでいる)。

そして、このモーリ***の勘違いを受けながら何年も経った後、ついにモーリシャスを訪れることができた。結論からいうと、度肝を抜かれた。「神はまず最初にモーリシャスを創り、モーリシャスを真似て天国を創った。」と「トム・ソーヤーの冒険」の作家マーク・トウェインが言ったように、モーリシャスは魅力で満載。リゾート地であるだけでなく、島全体が多様性の塊で、自分は後者に惹かれた。結局は多様性がより良い世界をつくるための鍵であり、逆に違いを受け入れなければ、この世から戦争や紛争はずっとなくならないのかもしれない。

ということで、この記事では、モーリシャスのことを知ってもらいたい、そして多様性を促進したいという思いを込めて、ネットで手に入る情報から現地で肌で感じたものまでを、ハイライト写真のコラージュとともに紹介したい。少しでもモーリ・・・シャスと多様性を感じてもらえれば本望。

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西部・東部アフリカに住んで得た5つの大きな学び

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ジャンボ! マンボ! ワカワカ! ハクナマタタ!

どれもアフリカ絡みの言葉ですが、どこかで聞いたことがある人もいるかと思います。 恥ずかしいことに、アフリカに行く前は「これぞアフリカ」といった典型的なイメージを勝手に持っていた筆者ですが、西アフリカと東アフリカに2年以上住んだ後、今なら自信を持って言えます:

アフリカは広くて多様性が半端ない!

他の学びでも同じように、アフリカのごく一部について知ればしるほど、アフリカの大きさ、多様な文化や複雑な社会について決して一般化できないことに気づき、まさに誰もが「自分のアフリカ」を持っているのではと思うようになりました。 アフリカ全体についてまとめて話すことは不可能ですが、筆者の「自分のアフリカ」からのいくつかの学びを共有したいと思います。

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ケニア 3 ー COVID-19というパンデミックの中で6回外に出て得た5つの学び

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午後7時から朝5時の間に外出禁止令が出ている、ケニアのナイロビでテレワークを始めてからほぼ2か月が経過しました(セミロックダウン)。この間、私は外出しなければなりませんでした。

できれば避けたいと思っていましたが、必要不可欠で、かつ一回ではなく六日連続で外出しました。

ナリロビの路上の様子を知ることができる人は多くない(ナイロビの住人でさえ)ので、この記事で、今回の経験と学びを共有します。

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ケニア 1 ー アフリカにおける新たなターニングポイントから得た7つの学び

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人生には、人やモノ、住む場所などにおいて出会いと別れがつきものです。

モーリタニア(ヌアクショット)に別れを告げたのは、新たな目的地、ケニア (ナイロビ)に出会うためでした。心理的(新しい仕事や同僚、環境)、物理的(西アフリカから東アフリカへ大移動)における大きな変化です。

それからというもの、すでに1ヶ月以上が経ちましたが、いくつか新たな学びがあり、人生の他の場面でも適応できるかもしれないということで、今回ここで紹介したいと思います。

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短時間で革命国家チュニジアですること

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4月と5月にかけて、日本にいる両親や友人から、春の話(桜、過ごしやすい天気やおいしい料理、学校や仕事の始まり)をよく聴きました。実はその頃、遠く離れたアフリカはチュニジアという、アラブの春にゆかりのある国にいました。

2011年を目安に、多くのアラブ諸国に変化が起こり、市民の力の強さを改めて世界が知ることになりました。あまり馴染みの無い人もいるかと思いますが、2010年末にチュニジアで起こった運動がきっかけで、各国で反政府運動が連鎖して起こるというものでした(リビア、エジプト、イェメン、シリア、バーレーン等)

私がこの国のことを知ったのも、大学院入学のための英語勉強として読んでいたニューヨークタイムズ紙がきっかけです。その9年後、たったの1泊2日でしたが、この国を訪れる機会がありました。調べてみると、他の国に行く前のハブ的な役割を担うことも多いらしく、意外と旅行者が多いわりには、あまり情報が回っていないようです。短期間のわりには、色々なものを見れたかと思うので、今回はその行程を中心に紹介したいと思います。

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ありがとう納豆 2ーアフリカでも成功した、持続的な自家製納豆の作り方

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誰しもが幸せを求め、何らかの形で目標を見つけていきます(例:20kg痩せる、結婚する、良い仕事につく等)。ただ、目指すものが持続的であればあるほど、基本的には付加価値があると言えます。というのも、なんだかんだで人生は継続するものだから。

それも含めて、前回の記事では目標(最終地点がある)よりも習慣(継続するもの)を重要視することを強調しました。

もう少し具体的なレベルに落としてみると、先日、アフリカにおいて人生初の納豆手作りに成功しました(詳細はこちら)。自分で苦労して作った納豆を食べた瞬間は、おいしい料理を食べたときのような、まさに幸せの一時でした。そして願わくばその一時が今後も続けばいいなと切に思いました。

ということで、今回は、モーリタニアにおいて、どのように自家製納豆を持続的に作ることができたか、そしてそこから得た学びについて共有したいと思います。

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モーリタニア 4ーロシアW杯が西アフリカ在住の日本人を勇気付けた

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日本を離れてかれこれ12年目にもなると、海外に住むのもそこそこ慣れてきた・・・と思いきや、モーリタニアに来てから最初の3ヶ月は、かなり厳しいものがありました。

(詳細は過去のブログ参照):
モーリタニア1ー人生のターニングポイント
モーリタニア 2ーラマダーンと生活リズム
モーリタニア 3ーこれはプライベートタクシーか何なのか

いくつか具体的な指標をあげると、3ヶ月で4KG減量、かつ少し鬱気味でした。

タイミングとしては最高でした。「オレー!オレー!」ロシアW杯2018が開催されたのは。

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