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4月と5月にかけて、日本にいる両親や友人から、春の話(桜、過ごしやすい天気やおいしい料理、学校や仕事の始まり)をよく聴きました。実はその頃、遠く離れたアフリカはチュニジアという、アラブの春にゆかりのある国にいました。
2011年を目安に、多くのアラブ諸国に変化が起こり、市民の力の強さを改めて世界が知ることになりました。あまり馴染みの無い人もいるかと思いますが、2010年末にチュニジアで起こった運動がきっかけで、各国で反政府運動が連鎖して起こるというものでした(リビア、エジプト、イェメン、シリア、バーレーン等)
私がこの国のことを知ったのも、大学院入学のための英語勉強として読んでいたニューヨークタイムズ紙がきっかけです。その9年後、たったの1泊2日でしたが、この国を訪れる機会がありました。調べてみると、他の国に行く前のハブ的な役割を担うことも多いらしく、意外と旅行者が多いわりには、あまり情報が回っていないようです。短期間のわりには、色々なものを見れたかと思うので、今回はその行程を中心に紹介したいと思います。