我々が見ている世界

どうか以下の文章を読んで下さい。

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読めましたか?もしイエスなら、あなたは嘘つきです笑.

文字が読めない人には、我々が当たり前のように読んでいる内容もこのように見えるのかもしれません。

先日、コロンビアからの帰りの飛行機で、隣に座ったハイチ人の男性に出会いました。映画の見方を何度も尋ねてきたので、もしかして飛行機に乗るのは初めてで、使い方が分からないんだろうと思っていました。

彼は仏語と少しの西語を話したので、自分の西語とつたない仏語で説明し、フライトが充実したものになればと思っていました。しかし、何度も質問を受けた後、彼は実は文字が読めないということに気付きました。

更に、フライトアテンダントが税関とイミグレのフォームを配ったのち、彼は代わりに書いてくれと頼んできました。どうやら、書くこともできなかったみたいです。今までに一度も他人のためにそんな大事なフォームを書いたことがなかったので、非常に責任を感じると同時に、少し切ない気持ちになりました。

その瞬間、自分の両親に、教育を受けさせてくれたことに感謝の気持ちが改めて芽生えました。世界中には読み書きのできない大人がいるのは知っていますが、実際に会ってみると、とても衝撃的でした。

また、以前見た映画「読み書きのできない人(Las Analfabetas)」 を思い出しました。このチリの映画は、タイトルが示すように、読み書きのできない年配女性が主人公ですが、大人のプライドから読み書きできないことを認めたがらないという話です。

最終的には、亡くなった父親が残した手紙が動機となって、読み書きを勉強しはじめることになります。このケースが示すように、学ぶための動機があれば、勉学に励むことができるように思います。(いきなり文法や単語を押し付けるのではなく)。
学ぶのに遅すぎるということはありません。ただ、そんなに単純でもないみたいです。

予告: 「読み書きのできない人(Las Analfabetas) 」(英語字幕付)

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我々が見ている世界」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Why we let it happen | MD NO SUSUME

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